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昆布

昆布とは、褐藻網コンブコンブ科を含めた近縁の藻群をす。日本では、鰹節と並ぶだしの原料、はたまた料理用の食材としても利用されている。

曖昧さ回避
その他の昆布は、昆布(実況プレイヤー)昆布(生放送記事)昆布(ポケモン)それぞれ参照。

概要

昆布は、の沿などに生える植物藻類)の一種である。

日本では昔から汁物の具にしたり、昆布としてご飯の友にしたりなどに食用として利用される。特に昆布で取る出汁日本料理ではポピュラーな味付けである。昆布(こぶちゃ)、昆布め(こぶじめ)などのように、食用の場合は「こぶ」と呼称される事が多い。

有名な昆布道南で獲れる昆布、羅臼で獲れる羅臼昆布利尻礼文で獲れる利尻昆布日高地方で獲れる日高昆布道東で獲れる長昆布などがあり、それぞれ味や消費地での価値観も異なっている。日本昆布の大半を消費するといわれる大阪では、甘みの強い昆布こそがザ・昆布であり、また昆布巻きなど食べる昆布として日高昆布を重宝している。これが京都に行くと、昆布は味が下品甘すぎるらしく、薄く上品で気のある味の利尻昆布が最高級品として重宝されている(これは保存食に慣れていたの人々の食文化や、昔のルートも関係しているらしい)。一方、昆布よりだしが流の関東地方では強い味付けに負けない、濃厚な味が出る羅臼昆布が最高級品となっているほか、庭では日高昆布でもだしを採っている(いい昆布はたいてい上方にとられてしまうため、日高昆布しか残っていなかったらしい)。昆布の一大消費地である富山も羅臼昆布流となっている。昔、野菜が不足していた沖縄では昆布といえば他地方がをつけなかったため売れ残っていた昆布であり、チャンプルーサラダにして食べている。他にがごめ昆布、細昆布昆布ガッガラ昆布などがあり、これらはもっぱら加工品用であった(一部はフコイダンの利用で値段がつり上がっている)。

加工品としてはとろろ昆布おぼろ昆布があり、こぶうどん、こぶそばといえば、このとろろ昆布が入ったものをす。関西では立ち食いうどん、そば屋の定番でもある。また、潮吹き昆布昆布佃煮などもおにぎりの具として人気が高く、特に中京圏ではメジャーである。

いずれも寒性のため分布地は東北地方以北、な産地は北海道である。一方、の関係もあり、北海道ではあまりいい出汁が出ないため、昆布を食うのは富山県民である。

同じく代表的な藻であるわかめセットられる事が多い。

一方、海外では昆布を食べることはほとんどなく、海外の人に言わせれば「雑草」である。

沃素(ヨウソ)について

藻、とりわけ昆布には沃素が多く、一食分(5cm角(5g))の昆布には12000μgが含まれ日本人沃素不足回避に大きく貢献というか国際的な常識ではむしろ沃素を過剰に摂取している。しかし沃素が不足するような地域ではその過剰な沃素がむしろ脅威ととらえられ、しばしば昆布がその過剰な沃素から回収対になっている。

一方で、沃素の驚異的な排効果も注されており、塩分だけでなく、重金属類、更には放射性物質さえも吸着させ、排させてしまう効果があるという(そのため、チェルノブイリ原発事故時には、こぶうどん放射能けうどんとして販売していたことがあるほど)。また、昆布は、緑茶と同様にクロロフィルもかなり含まれており、老物吸着、排効果が高い成分として知られている。一説には沖縄が長寿県であり、日本が長寿である理由の一つではないかという摘もある。

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