木古内駅

き　こ　な　い
木古内
				Kikonai
		おくつがるいまべつ Okutugaru-Imabetsu				しんはこだてほくと Shin-Hakodate-Hokuto

木古内
Kikonai
				きこない
						札苅 Satsukari

木古内駅(きこないえき)とは、北海道上磯郡木古内町にあるJR北海道・道南いさりび鉄道の駅である。
道南いさりび鉄道線における駅番号はsh01、副駅名は北海道新幹線 乗換駅。

概要

木古内駅
きこない - Kikonai
基本情報(新幹線)
所在地	北海道上磯郡木古内町字木古内206-3
所属事業者	北海道旅客鉄道
所属路線	■北海道新幹線
駅構造	高架駅
ホーム	2面3線
乗車人員	52人/日 （2019年度）
開業年月日	2016年3月26日
備考(新幹線)
みどりの窓口有り 社員配置駅
基本情報(在来線)
所在地	北海道上磯郡木古内町字本町531-2
所属事業者	道南いさりび鉄道 北海道旅客鉄道
所属路線	■道南いさりび鉄道線 ■海峡線
駅番号	●sh01
駅構造	地上駅
ホーム	1面2線
乗降人員	120人/日 (2019年度)
開業年月日	1930年10月25日
備考(在来線)
副駅名：北海道新幹線 乗換駅 無人駅
駅テンプレート

北海道新幹線・道南いさりび鉄道線(旧江差線)・海峡線(貨物列車のみ)が発着する駅で、海峡線の北海道側起点駅。本州から北海道に上陸後最初の新幹線駅であり、木古内駅から知内信号場方面へ行くと程なく新幹線と海峡線の合流地点を見ることが出来る。新幹線駅舎は2015年7月24日に完成。
かつては松前線も発着していたが1988年に廃止されている。江差線江差方面についても2014年に廃止された。
1988年2月1日、松前線渡島大沢駅の廃止に伴い道内最南端の有人駅になる(ただし、渡島大沢駅は簡易委託駅。簡易委託駅以外の有人駅だと同日廃止の松前線松前駅が道内最南端の有人駅)。さらに2014年5月12日、江差線渡島鶴岡駅の廃止に伴い道内最南端の駅になる。

ホームは、新幹線が2面3線(内1線は上り通過線)、在来線が島式ホーム1面2線を有している。ホーム幅は非常に狭いため注意が必要。
新幹線開業以前は、在来線のみで3面5線のホームを有しており、1番線は青森方面の特急ホーム、2番線が函館方面の特急ホーム、3番線は貨物列車などの待避線、4・5番線が普通列車となっていた。新幹線開業とそれに伴う在来線の道南いさりび鉄道移管に伴い、1～3番線のプラットホームは利用が停止され、4・5番線のみを道南いさりび鉄道の列車が発着している。
なお、北海道新幹線開業以前は改札上にある電光案内板は、「上磯・函館方面」と「青森・盛岡・大阪方面/湯ノ岱・上ノ国・江差方面」となっていた。

橋上駅舎となっており、新幹線の駅にはみどりの窓口も併設されている。
一方で道南いさりび鉄道の駅としては無人駅であり（駅業務ではなく運転業務のための職員はいる）、普通乗車券の販売は自動券売機、定期券の販売は前述のみどりの窓口（JR北海道に委託）で行っている。

かつては特急含め多くの列車が当駅に停まっていたが、寝台特急・急行のみ通過していた。また、本州から来た列車が北海道で最初に列車が停車する駅でもあった。
新幹線開業以前は当駅から青森県の蟹田駅までは普通列車が運転されていなかったため、特例として特急列車の自由席に特急料金なしで乗車できた。現在この特例は新幹線には適用されていないものの、青春18きっぷユーザーはオプション券を別途購入すれば奥津軽いまべつ駅〜木古内駅間で1回だけ新幹線に乗車できるようになった。

北口と建設中の駅舎	改札
跨線橋から	停車中のスーパー白鳥

駅周辺

駅前には「駅前飯店 急行」と言う食堂がある。通称、急行食堂。この名前はこの食堂が開店した時には木古内駅は普通列車しか止まっておらず、将来急行列車が木古内駅に停車することを祈って名付けられたもの。開店してから長らくは夫婦で営業しており、様々なメニューが存在していたが、ご主人が亡くなってからはメニューは「名代やきそば（大盛・並）」のみとなっている。なお、このやきそばは弁当にすることもできる。
なお、この店は駅前の再開発の整備で取り壊されることになり、店主が高齢化していることから、2010年時点では閉店することを考えていたようだが、2013年時点では移転して営業を続けるそうである。7月31日営業終了、10月2日木古内警察署前に移転開業。しかしこちらも、店主の死去のため2017年5月に閉店した。

2016年1月13日には駅前に道の駅「みそぎの郷 きこない」がオープン。

ホーム

北海道新幹線

ホーム	路線	行先
11	■北海道新幹線	東京方面
12		新函館北斗方面

海峡線・道南いさりび鉄道線

ホーム	路線	行先	備考
1	■海峡線	青森方面	客扱いなし
2		函館方面
3
4	■道南いさりび鉄道線
5

隣接駅

北海道新幹線

隣の駅	当駅	隣の駅
奥津軽いまべつ駅	木古内駅	新函館北斗駅

※奥津軽いまべつ駅との駅間距離は日本一。

海峡線

隣の駅	当駅
奥津軽いまべつ駅	木古内駅

※2014年3月までは竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅が存在していた。

道南いさりび鉄道線

当駅	隣の駅
木古内駅	札苅駅

江差線(廃線区間)

隣の駅	当駅
渡島鶴岡駅	木古内駅

松前線(廃線)

隣の駅	当駅
森越駅	木古内駅

関連項目

• JR北海道
• 江差線
• 松前線
• 海峡線
• 津軽海峡線
• 北海道新幹線
• 道南いさりび鉄道
• 駅名一覧（北海道地方）

北海道の東西南北端の駅の変遷(JR発足以降対象)

	最東端	最西端	最南端	最北端
2016/03/26 ～	東根室駅 JR北海道根室本線 145°35′50″E	八雲駅 JR北海道函館本線 140°16′22.58″E	木古内駅 JR北海道北海道新幹線・JR北海道海峡線・道南いさりび鉄道道南いさりび鉄道線 41°40′39.8″N	稚内駅 JR北海道宗谷本線 45°25′1.3″N
2014/05/13 ～ 2016/03/25		鷲ノ巣駅 JR北海道函館本線 140°16′11.61″E
2014/03/16 ～ 2014/05/12		上ノ国駅 JR北海道江差線 140°7′26.79″E	渡島鶴岡駅 JR北海道江差線 41°40′15.44″N
1988/03/13 ～ 2014/03/15			吉岡海底駅 JR北海道海峡線 41°26′32″N
1988/02/02 ～ 1988/03/12			渡島鶴岡駅 JR北海道江差線 41°40′15.44″N
1987/04/01 (JR発足) ～ 1988/02/01		松前駅 JR北海道松前線 140°6′3.1″E	渡島大沢駅 JR北海道松前線 41°25′21.5″N