東京臨海広域防災公園とは、東京ビッグサイトの隣にある大型の都市公園である。
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩4分、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「有明」駅より徒歩2分の位置に所在している公園であり、園内には防災学習施設「そなエリア東京」を抱えている。土地面積は国営公園と都立公園の物を合わせ13.2ha、つまり東京ドーム約3個分の広さとなっている。
敷地はがん研有明病院をコの字に取り囲むように立地しており、南の道路を挟んで反対側に東京ビッグサイトがある。
略して「防災公園」と称される事も多いが、本来は地域防災計画によって避難場所や救助活動拠点に指定された東京都建設局の所管する公園全体を指すワードであるため、注意が必要。
地域外からここを目的地とする参加者が多い場合は、わかりやすく区別するため「有明防災公園」と呼ばれる場合もある。後述するコミケの場合は、主会場が有明であるため単に「防災公園」と呼ばれることが多いようだ。
もちろん、本記事で解説している公園も名前からわかる通り、防災公園の一つとされている。その為、首都圏において甚大な規模の災害が発生した場合は、この場所に緊急現地対策本部等が設置され、首都圏の広域防災の指揮等が執り行われる防災拠点施設として運用がされる。そなエリア東京のオペレーションルームは映画『シン・ゴジラ』に登場したことでも知られる。
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平時は閑静な多目的広場として住民に利用されているほか、防災訓練や政治的集会、秋田犬を選出する大会などのイベントが行われるときもある。
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一時期、大型同人即売会である夏と冬のコミックマーケットにおけるコスプレエリアとして利用がされ、本記事の公園を指す「防災公園」がコミケ開催中のトレンドワードとして上がる事が多かった(過去形であることからもわかるように、2023年時点では防災公園でのコスプレは認められていない)。
本来はコスプレエリアとしての利用は想定されていなかった。しかし、2010年代後半ごろ(C90ごろ~C97)に2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の準備によって、東京ビッグサイト内で使えるコスプレエリアが減少したため、その代わりとなるスペースとして当公園が認知、公式にも追認されるようになったようだ。
土地自体はとても広く、会場内のコスプレエリアより開放的だという感想もあるため、一時期コスプレの聖地としても一部に認知されていた。
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さらに若者や海外の人々が多数訪れるコミケ会場の隣接地で行う事で防災活動への理解を広める事を目的とした「有明防災フェア」といったイベントに合わせた物でもあり、同時に献血応援イベントも開催される事があった。
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ただし、2020年以降のコロナ禍より後(C98~)は防災公園をコスプレエリアとして利用することはしばらく無くなっている。有明防災フェアも9月ごろに開催され、コミケと合わせる形にはなっていない。
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最終更新:2024/04/24(水) 06:00
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