桜ノ宮苺香とは (サクラノミヤマイカとは) [単語記事]

桜ノ宮苺香（さくらのみやまいか）とは、漫画『ブレンド・S』の登場人物である。

概要

「……何で来たんですか？」

実家は和風の裕福な家柄なのだが、5歳の時点ですでに日本に飽きており、幼少期に家に招かれた外国人を目にして以来海外への憧れを強く持つようになる。スティーレでアルバイトしているのも海外留学の資金集め、そして一人で海外に行っても大丈夫なくらい成長することを目的としている。

本人も気にするくらい目つきが悪く、そのせいかバイトの面接で何度も落とされていた。が、そんなところを店長のディーノにスカウトされ、スティーレでドS キャラとして働くことに。ドS キャラを演じるのには抵抗があるようだが、目つきの鋭さと不器用さ、そして本人も無自覚な天然のSっ気のせいで結果的に立派なドS 店員として活躍している。反面、本来の性格は「ここ数年怒ったことがない」くらい優しくていい子であり、周囲からは菩薩のように思われていた。

店長からは一方的に好意を抱かれているが、ヘタレなせいで苺香にはあまり伝わっていない。周囲からしばしば注目されている二人の仲が進展するのはいつになることか。

髪は日本人らしい黒髪ロングで、ぱっつんな前髪と髪飾りから垂らしたおさげが特徴。ただし髪質のせいか静電気で爆発してしまい、それにちなんで過去につけられたあだ名に関してトラウマがある模様。

海外オタクであるもののサブカルに関してはほとんど知識のない純粋な一般人で、好きなゲームを聞かれた際には「オセロと花札を少々」、百合について話題になった際には「海外では同性婚が認められている国もありますし、悪いことではないと思いますよ」と答えていた。またコミケのことを本物の戦場と勘違いしたり、美雨の同人誌を見て再起不能なショックを受けたりするシーンもあった。