汀こるものとは (ミギワコルモノとは) [単語記事]

汀こるものとは、魚とエヴァンゲリオンが大好きなミステリ作家である。性別は叙述トリック。

概要

主な作品はその受賞作から続く『THANA TOS』シリーズ。身の回りの不幸が絶えない“死神”体質の魚マニア少年『立花美樹』と名探偵『立花真樹』の双子兄弟、そしてその双子の“担当”刑事である『高槻彰彦』が次々と奇怪な事件に遭遇するミステリ小説だが、事あるごとに魚についてのマニアックな知識や考察が惜しげもなく披露されるため（だいたい美樹のせい）、そのたびに登場人物も読者でさえも置き去りにされてしまいかねない（まさに赤の女王のあのセリフを地で行くような）特徴的な作品である。

ちなみに、登場人物の一部（主に真樹）のセリフには、漫画やアニメなどのサブカルチャーネタや、いわゆるネットスラングと呼ばれる言葉がところどころで使われていたり、ほんのちょっとだがニコニコ動画やニコニコ生放送の話題が登場したりする。

作品のタイトルにも若干現れているように、『新世紀エヴァンゲリオン』のファンである。本人曰く、「ヱヴァ缶の飲みすぎで十二指腸に穴が空きかけた」ことがあるほどの熱狂ぶりであるという。

また、ネット上での活動も活発で、ブログやTwitterの他、Ustreamでの配信を行うこともある。中でも、2010年 4月15日深夜から翌未明にかけてつぶやかれた古畑任三郎を使ったTwitter小説や、同年5月29日の『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』の盗作疑惑についての言及など、Twitter上での発言が話題を呼ぶことが多い。

ブログではたまに小説内の登場人物であるところの『立花美樹』が筆をとることがあり、生物に関する時事問題に触れて主張を行ったり、Twitterでは『立花美樹』専用のアカウントが用意され、やはり生物についてつぶやいたりしている。2010年 4月1日には『立花美樹』アカウントを『立花真樹』が占領するというエイプリルフールネタも披露した。

アニメ『けいおん!!』第2話放送時には、スッポンモドキを衝動買いする話が登場したことから、その影響を恐れてか、放送翌日にはスッポンモドキの正しい飼い方と飼う上での注意事項を『立花美樹』がブログに掲載するということもあった。ちなみに、こるもの先生はそのアニメの問題のシーンを見ながらTwitterで発狂していた。実況していた。