瀬戸市とは (セトシとは) [単語記事]

瀬戸市とは、愛知県の尾張地方東部にある市である。

概要

瀬戸市（2017年 10月1日時点）
面積	約111.40km²
人口	128,374人
市の花	ツバキ
市の木	クロガネモチ
隣接市町村	愛知県名古屋市、春日井市、豊田市、長久手市、尾張旭市岐阜県多治見市、土岐市

平坦な濃尾平野の広がる尾張地方の中では、最も山がちな地形である。瀬戸という名称ではあるが瀬戸内海や瀬戸内地方とは直接の関連はない。内陸の市なので瀬戸大橋はないし、漫画や曲にもなっている瀬戸の花嫁の瀬戸も瀬戸内のほうである。

愛知県内では常滑市と並ぶ窯業が盛んなまちであり、陶磁器を表す言葉「せともの」の「せと」はここ瀬戸から来ている。このせとものをテーマにした「せともの祭」が毎年9月に催されており、日本最大級の廉売市が開かれ多くの人出で賑わう。窯業による繁栄の影響もあり、比較的早い時期に市制を施行（愛知県内では5番目）している。
陶磁器以外の名物として、瀬戸焼きそばと呼ばれる醤油味のご当地焼きそばがある。

2005年の愛知万博（愛・地球博）では、瀬戸市内にある海上の森がサブ会場になった（当初の計画では海上の森がメイン会場になる予定だったが、オオタカの巣が発見されたことで計画の見直しを余儀なくされ、メイン会場を長久手市の愛知青少年公園（現：愛・地球博記念公園）に変更のうえ、海上の森は規模を縮小したサブ会場という位置づけになった）。