片山博視とは (カタヤマヒロシとは) [単語記事]

片山博視（かたやまひろし、1987年 4月19日-）とは、兵庫県出身のプロ野球選手である。現在は埼玉武蔵ヒートベアーズで選手兼任コーチを務める。

博視の視はへんを崩さずに「示」という文字を使う。

概要

埼玉武蔵ヒートベアーズ #99 選手兼任ヘッドコーチ
片山博視
基本情報
国籍	日本
出身地	兵庫県
生年月日	1987年 4月19日
身長体重	192cm 100kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手（2006年-2014年,2016年-）内野手（2015年）
プロ入り	2005年高校生ドラフト1巡目
経歴
選手歴報徳学園高等学校東北楽天ゴールデンイーグルス(2006年-2017年) 武蔵ヒートベアーズ埼玉武蔵ヒートベアーズ(2018年-) コーチ歴武蔵ヒートベアーズ埼玉武蔵ヒートベアーズ(2018年-)
プロ野球選手テンプレート

高校入学から硬式野球を始めた選手。ドラフト時は高校通算36本のホームラン数と1試合で最高17奪三振という触れ込みで話題になる。
広島東洋カープ・東北楽天ゴールデンイーグルスが一巡指名し、抽選の末楽天が交渉権を得て投手として入団した。

入団直後2年は怪我もあり一軍機会はほとんどなく基礎体力作りに勤しんだ。

2008年に満を持して一軍デビュー、初白星を手にした。

2009年は故障に泣き、オフには海外修行を経験。

2011年には結婚も発表。公私ともに飛躍が期待された。

2012年以降は登板数が減り続け、2014年は左肘を痛め僅か4試合の登板に終わった。

2015年、春季キャンプ中に再び肘の痛みが出たため投手を断念。プロ入り10年目にして内野手に転向することになった。一軍出場はなく、オフに支配下選手を解除され、育成選手となった。

2016年の春季キャンプには野手として参加し、紅白戦では本塁打も放ったが、同年3月31日をもって再び投手に戻ることになった。

2017年は左肘の手術のため実戦登板ができなかったため、戦力外通告を受けた。

2019年はコーチのみ専念していたが、7月9日に内野手として選手に復帰した。

2022年からは選手兼任ヘッドコーチとなる。

スライダーをメインとして戦うサウスポーであり、他にも190cmという長身を利用した投球が目立ち、直球でもかなりの落差を感じる。そのため、奪三振に優れたピッチャーである。それでいながら打たせて取ることもできるという器用さも持ち合わせている。
また、先発に対応する能力も持っており、2008年の初勝利では先発し、初完投・初完封という素晴らしい成績を叩きだしたが、その後は中継ぎの手薄さなどもあり、中継ぎ起用が多い。

ニコ生の試合中継では「カタヤマン」「和尚」などと呼ばれ愛されている。
また、スポーツ番組にて遠征中のバスの中であの山崎武司の肩に頭を乗せて寝ていたという命知らず物怖じしないエピソードが語られたことがある。