王建民単語

ワンチェンミン

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王建民(ワン・チェンミン/おう・けんみん、1980年3月31日-)とは、台湾出身のプロ野球選手投手)である。

概要

メジャーリーグかしい実績を挙げた初の台湾人選手。そのため台湾では英雄視されている。日本における野茂英雄的存在(ただし王は台湾プロ野球は経由していない)。

2000年ヤンキースマイナー契約を交わし、2003年からAAAで台頭。2005年メジャーデビューを果たすと、2006年には19勝を挙げリーグ最多勝サイ・ヤング賞2位というかしい成績を残す。2007年にも再び19勝を挙げ、ヤンキースエースアジアエースとも呼ばれるようになる。

2008年以降は故障に悩まされることに。2009年は1勝6敗、防御率9.62と散々な成績のまま右肩手術によってシーズンを終え、フリーエージェントとなりワシントン・ナショナルズに移籍。

2010年メジャー登板なしに終わる。2011年メジャー復帰を果たしたが、2012年防御率6点台と結果を残せずオフFAとなった。

2013年WBC台湾代表に選出される。第1回、第2回も選出されていたが、共に故障によって代表入りを辞退していた。B組初戦のオーストラリア戦に先発して6回失点と好投し勝利投手になった。続く第2ラウンドでも初戦の日本戦に先発、後続が打たれて試合には敗れたものの再び6回失点の好投を見せた。

その後、古巣のニューヨーク・ヤンキースマイナー契約を結んだが、6月契約を破棄し、トロント・ブルージェイズへと移籍。オフFAとなり、12月シンシナティ・レッズマイナー契約を結んだ。

2014年レッズに昇格することがないまま、7月13日FAとなり、シカゴ・ホワイトソックスマイナー契約を結んだ。

2016年カンザスシティ・ロイヤルズマイナー契約を結び、4月メジャー昇格。4月9日ミネソタ・ツインズ戦で3年ぶりのメジャー登板を果たした。

プレースタイル

最速で98マイル150km/h)を計測する高速シンカーツーシーム)。この球でゴロを打たせて取るピッチングが最大の持ち味で、奪三振率は非常に低い(2006年218回で76奪三振。9回投げても3、4個しか三振を奪わない計算になる)。その代わりに被本塁打率も異様に低い。

成績

通算投手成績

通算:9年 登板 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率 WHIP
MLB 174 4 1 68 34 1 0 .667 845.2 252 394 434 410 4.36 1.38

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最終更新:2024/03/28(木) 18:00

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