マメ科やクリ、ハスなどの実を使用する。
最初は姿が似ている浜松納豆(中国食材のトウチーに似た味噌味の加工食材)から甘名納糖と名付けていたが、第2次世界大戦後に呼び名が簡素化されて甘納豆となった。
よって発酵食品の納豆とは関係はなく、決して「東北の人間の納豆に砂糖を入れる行為」とか「近畿の人間が納豆と言えば甘納豆の事も云う」事などに基因は無い。
(ちなみに非常にしばれる東北ではあらゆる料理に砂糖を投入することがぜいたくな食べ方とされ、砂糖で味付けされ栗善哉が混入した茶碗蒸しなども存在する。)
① 豆をたっぷりの水に1晩浸す。
② 十分に膨らんだらたっぷりの新しい水で弱火でじっくり煮る。
③ 煮立ったら灰汁を取り、新しい水でまた弱火で煮る。
④ 沸騰させないように④の行為を茹で上がるまで繰り返し、茹で上がったらザルに移す。
⑤ 砂糖と水を鍋に掛け、砂糖が溶けるまで煮立てる。
⑥ ゆでた豆を入れ、とろ火でやさしくかき混ぜながら水が豆のかさより低くなるくらいになるまで煮詰める。
⑦ 沸騰したお湯で豆に付いている余分な飴状の砂糖を洗い流し、乾燥させる。
⑧ グラニュー糖をまぶし完成
(⑥の作業後に一晩寝かせると糖分がよくしみ込む。翌日温めてから⑦の手順へ。この場合は砂糖を豆の重さの1.2倍くらいに減らしてもOK)
小豆の代わりに甘納豆を投入してつくられた赤飯。グラニュー糖は洗って投入。赤い色は食紅を使用。
パンに甘納豆を練り込んだパン。一昔前は某大手パン会社がスティック状のものを全国に流通。現在でも小売店規模のパン屋で見かける。
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最終更新:2024/04/25(木) 12:00
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