百

百とは100を意味する漢字。

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漢字として

百

Unicode

U+767E

JIS X 0213

1-41-20

部首

白部

画数

6画

意味

100、たくさんの、もろもろという意味がある。〔説文解字〕には「十十なり」とある。

字形

一＋白の会意。白に100という仮借義があり、一百を表す字として百が使われた。甲骨文では200、500を表す二＋白、五＋白などという字も使われている。白と百ではやや字形が異なり、百の白の部分の方は、白単字に一画加えて書かれることが多い。

〔説文（段注本）〕には「一白に從ふ。數、十十を一百と爲す。百は白なり。十百を一貫と爲す。貫は章なり」とある。

音訓

音読みはヒャク、ハク、訓読みは、もも、ほ。

規格・区分

常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。

声符

百を声符とする漢字には、𢫦、洦などがある。

語彙

百越・百王・百科・百貨・百家・百家姓・百家争鳴・百花繚乱・百鬼・百揆・百鬼夜行・百官・百工・百行・百事・百爾・百日紅・百獣・百出・百姓・百乗・百仞・百戦・百選・百戦百勝・百戦錬磨・百代・百発百中・百般・百凡・百薬・百憂・百里・百慮・百怜千悧

異体字

• 𦣻は、〔説文〕に「古文の百、自に從ふ」とある古文。また〔説文〕には別の字としても載っていてこちらは首の本字。

関連項目

• 数の一覧
• 一 - 二 - 三 - 四 - 五 - 六 - 七 - 八 - 九 - 十 - 廿 - 卅 - 卌 - 百 - 皕 - 千