美鳥の日々とは、『週刊少年サンデー』で2002年42号から2004年34号まで連載されていた井上和郎作の漫画作品のことである。2004年4月から6月までアニメ化もされた。監督は小林常夫。
ここでは2008年にニコニコ動画で起こった3・26うp事件についても解説する。
喧嘩に明け暮れる荒んだ日々を送る高校生の沢村正治は、その強さと凶暴さから「悪魔の右手」を持つ「狂犬」と仇名され、周りから恐れられていた。
そんなある日正治の右手が突然女の子に変わってしまう。その彼女は春日野美鳥という正治に片思いをしていた女の子であった。内気な彼女は正治と付き合いたいという思いを長い間遂げられないまま過ごしており、そんな自分から逃げるように魂だけ正治の右手に乗り移ってきたのである。
後述のうp事件の影響によりニコニコ動画内での数はあまり多くないものの、動画やMADは幾つか上がっている。
2008年3月26日 、02:14:38の投稿(sm2787951)を皮切りに、2004年制作アニメ「美鳥の日々」が本編全話アップロードされ、最終話を除く全てが一日を通し再生ランキング100以内に浮上した騒動。
一連の動画の多くはサムネに本作中の胸部露出シーンを使用する体裁を採っていたため、当初はサムネによる釣りという見方が強く、釣られる事を目的に視聴するユーザーが多数を占めた。しかし、動画群自体は釣りではなく、加えて視聴したユーザーの大部分がそのまま作品自体の鑑賞を目的に継続視聴し続けたため、5000~6000人規模に拡大する。本騒動の動画群は同日22:05頃から、権利者の申し立てでアップロード順に削除開始される。全13話中の12話(23:32頃削除)を残し、30分程度で大方の削除が完了する。12話の削除が遅れた理由は不明。尚、同一投稿者による最終話のアップは3月26日 23:55。削除は同日10:39頃。13話上の投稿者コメントは「うp制限につき別垢でうp」で、投稿が遅れた原因自体は明確ではない。
視聴環境に関しては、投稿者欄は次回へのリンクのみが記され、画質も比較的よく、「ベタという名の王道」「ハズレがない」といった安定、アンチコメント皆無状態が続いていたが、最終回を待つ12話動画内で、VIPPERを自称する複数人の煽り、本騒動以前の作品ファンによる「にわか」中傷等が目立ち始めた事や、12話削除後もアップが行われない状態が続いたため、多くのユーザーがニコニコ動画内での視聴を打ち切り、概ねが終結する形となった。
本騒動後の投稿者の動向は不明。最終話アップが極端に遅れた点を除き、本騒動を引き起こした投稿者を賞賛する動きがあり、本騒動で作品を鑑賞した一部ユーザーがWikipedia上で本騒動に関する記述を付け加える動きが3月30日まで度々あったが、著作権の違反を推奨する文章として削除されている。現在の投稿者への評価は、アップしてくれたおかげで作品を知ったと肯定する評価も残る一方、作品をアップしただけで褒めすぎとの声も多くある。騒動に関しては、露骨なサムネイルながら異例の長時間削除を免れた点が最大の評価事項とされている。尚、本騒動が違法アップロードという点に関しては、ニコニコの性質上、それほど問題とされていない。
本騒動で「美鳥の日々」という作品を知ったというコメント自体は多かったものの、前述の12話における13話待ち、中傷合戦で熱が冷めたユーザーも多く、作品自体が完結している上、本編全話を見終えた事実も相まって、本作品のMAD、また本騒動が発展する動きはない。
ニコニコ市場で「美鳥の日々」関連グッズが大量に売れる等、商業的にも目視できるほど大きな影響は無く、一部の個人ブログで本騒動を取り上げる記事、騒動で作品を知ったユーザー若干名が関連動画をアップする程度と微々たるものに過ぎない。只、ほぼ一日という長時間、多くのユーザーが持続鑑賞し続けた事から「ニコニコ史上最も長い釣り」(正確には釣りではなく違法アップロード)として名称がつけられるに至った。
この騒ぎについて一時的にWikipediaに掲載されていたが、現在は掲載されていない。
一番最初に上がった動画と再うpされた動画である。どれも現在は削除されている。
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最終更新:2024/04/23(火) 15:00
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