荒木貴裕とは (アラキタカヒロとは) [単語記事]

概要

OB
荒木貴裕
基本情報
国籍	日本
出身地	富山県小矢部市
生年月日	1987年 7月26日
身長体重	178 cm 77kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	内野手、外野手
プロ入り	2009年ドラフト 2位
引退	2023年
経歴
選手歴帝京第三高等学校近畿大学東京ヤクルトスワローズ(2010年-2023年)
プロ野球選手テンプレート

山梨の帝京第三高校では1年から遊撃手のレギュラーとなる。県大会ベスト4が最高で甲子園出場はならなかったが、近畿大学の監督の目に留まり近畿大学に進学。

近畿大学では二岡智宏・藤田一也・小瀬浩之などがつけた背番号7を背負った。3年次には大学日本代表にも選出。身体能力の高さと、全日本でも主将を務めたキャプテンシーを高く評価され、2009年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズに3位で指名され入団した。背番号24。

2010年、球団では1970年の中村国昭以来40年ぶりとなるルーキー開幕戦スタメンを勝ち取る（7番・遊撃手）。しかし打撃で結果が出ずその後は代走・守備固めとして一軍と二軍を往復。18試合で打率.100に終わった。二軍では遊撃手のレギュラーとして起用された。

2011年は二軍で山田哲人が遊撃に固定されたため、二塁手のレギュラーとして起用。地元・富山で行われたフレッシュオールスターでMVPを獲得、二軍では109試合に出場したが、一軍では3試合の出場に終わり、クライマックスシリーズも故障で出場できなかった。

2012年も一軍では6試合の出場に終わる。

2013年、二軍で打率.349と打撃好調で6月に一軍昇格。三塁スタメンで起用されたが、6月9日の北海道日本ハムファイターズ戦でリーグワーストタイとなる1試合3失策を犯す。その後、畠山和洋の抹消もあり一塁手として起用され、6月27日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初本塁打を放った。しかしその後は全くヒットが出ず7月に二軍落ち。そのままシーズンを終え、一軍出場は12試合に終わった。

2014年は内野手登録でありながら、外野手として出場する予定だった。ところが遊撃手を故障で欠いたため、前半戦は遊撃手のレギュラーとして出場。55試合に出場した。

2015年は前半戦は1番レフトのスタメンを手中にしていたが、途中に故障で離脱した。復帰後は代打と代走で出場を続け、15年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

2016年は61試合に出場した。オフに背番号を10に変更。

2019年は自己最多となる93試合への出場を果たした。

2020年は国内FA権を取得したものの行使せず、球団に残留した。

2021年は自身キャリアハイの100試合に出場。主に守備固めや代打での起用が続いた。

2022年も守備固めや代打での出場がメインだったが、47試合出場と出番を減らした。

2023年 9月に現役引退を発表。9月30日のDeNA戦で引退試合が行われ、2打数0安打（三振とあわや HRのあたりの左飛）の結果だった。

5歳のときに4歳上の姉を小児がんで亡くしており、プロ入りして入寮した際にも「姉の分まで頑張りたい」とコメントしている。プロ初本塁打は姉の誕生日の翌日であった。

対左に強く、代打での起用やプラトーン起用が多い。

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