蒼魔灯とは、1999年12月9日にテクモ株式会社から発売されたPS用トラップアクションゲーム。前作の『影牢 ~刻命館 真章~』の「トラップ」を使ったゲームシステムをよりパワーアップさせた作品である。
あたかも世界から見捨てられたように遠く大海のかなたで孤独に浮かぶ島、アレンダル。
そこには古い言い伝えが残っていた。
しかしその言い伝えは1枚の絵と「時空石」という言葉だけを残して
いつしか人々の記憶から忘れ去られていった。島を治めるアレンダル王国。
長きにわたる内陸との戦乱が終結し復興の時を迎えていた同王国は
人口激減による労働力の不足が深刻な問題だった。
そこに目を付けたある組織が、遠く離れた大陸で労働力を確保しては
島へ送り込んでいた。そんな中、王国の戦乱を終結させた英雄アルカディア王が突然病没する。
後を継いだフレデリック王の治下で、再びアレンダル王国に暗雲が垂れ込め、
そこに住む人々の未来がゆがみ始めた。
大陸の少女。母ロゼッタ、弟のパオロと共に幸せに暮らしていたが、17歳の誕生日に人攫い組織AUOにアレンダル島へと家族と共に連れ去られる。母と弟を目の前で殺され、自らも投獄されるも、偶然手に入れた秘術――トラップの力を使って脱出するが…。もはや大陸への帰還も叶わぬ閉ざされた孤島で、秘術の代償として命を削りながらも運命に立ち向かう。丈の短い青の上着に白のブラウス、腰からヒップにかけてのラインが強調された膝丈のパンツスタイルは、前作主人公のミレニアとは違った魅力を持つ。
温和な青年だが、強い意志の持ち主。アレンダル王国の反国王派のリーダーでもある。頼る者のいないレイナを匿い、救いの手を差し伸べるが、彼にもまた秘術の代償の魔の手が忍び寄っていた。
アルベルトの弟。レイナにトラップの秘術を教え、母のように慕うが、その秘術に隠された悲劇は知らない…。
人攫い組織AUOの幹部、またの名を凶戦士。人を殺す事に何の躊躇いも持たない残忍な男。レイナの母と弟を殺害、その後も事ある毎にレイナを抹殺すべく襲い掛かってくる。ふーみんの悪役ボイス、とくとご堪能あれ。
AUOの首領。前向きで建設的な性格で人望も厚い。そんな彼女が人攫い組織を率いる理由は…?
アレンダル王妃、マルガリータ直属の諜報部隊のリーダー。とある目的でレイナに接近する。
主人公の攻撃手段がトラップのみという点は前作と同じだが、本作ではトラップ作成が大幅にパワーアップ。各トラップにレベルが設定されており、同時に様々な付加効果を与える「リング」類が導入されている。この為、移動系トラップで侵入者が吹き飛ぶマス数を調整したり、トラップ攻撃が侵入者を貫通するか否か等々、自分好みのトラップを細かく設定する事が可能。更に今作では「HPがゼロになった侵入者にも「死亡ムービーが発生するまでは」延々とコンボを決め続ける事が出来る」という遊戯も真っ青な鬼畜仕様になっている。また、トラップをヒットさせるとArk(アーク)が手に入るのも前作と同様だが、今作では獲得したArkに応じて換算されるDreak(ドレイク)というポイントがトラップ作成の基となる。
トラップ作成もリニューアルされ、前作でのツリー形式とは異なり、今作ではトラップを合成する際の基礎となる「ベースサークル」が登場。シリーズおなじみのメガロックやアロースリット、ブラストボム等の基本的な10種類のトラップの基礎となるこれらのサークルに、トラップに様々な属性を与える8種類の「エンブレム」、チャージ時間やダメージ等を調整できる5種類の「リング」、性能レベルを決定する「オーブ」を組み合わせる事で各トラップをカスタマイズ出来る。
メインとなるストーリーモードの他にも、今作では3つのゲームモードが追加されている。
掲示板
25 ななしのよっしん
2015/10/09(金) 03:21:32 ID: 9Rz31j1bA4
これのTASが見たいなあ
26 ななしのよっしん
2017/02/01(水) 10:50:57 ID: P8OZC54tz0
27 ななしのよっしん
2021/08/31(火) 01:15:54 ID: ic2Gkw1qlv
レイナが殺戮に対してハッキリと否定的な態度を示すので今までのシリーズであった主人公の内面についてプレイヤーの解釈に委ねられる部分が少なく物語を観客として見る印象が強かった。
この主人公の個性の確立による賛否両論はMF4に通じるものがある。
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最終更新:2024/04/25(木) 17:00
最終更新:2024/04/25(木) 17:00
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