観月はじめとは (ミヅキハジメとは) [単語記事]

観月はじめとは、テニスの王子様の登場人物である。
CVは石田彰。
テニミュでは1stで塩澤英真（店長）、2ndで小林豊、3rdで宮城絋大が演じた。

概要

東京都私立聖ルドルフ学院中学校テニス部に所属する3年生。
５月２７日生まれのＢ型。身長１６６ｃｍ、体重５２ｋｇ。
選手兼マネージャーで立ち位置としては兼任監督に近い。

ルドルフでは全国から優秀な選手を集めており彼も出身は山形県である。
誰にでも敬語を話し物腰の柔らかい一見すると温厚な人物。笑い方は「んふっ」
日に焼けると赤くなる体質なので夏場に長袖で試合をしている。

青学の乾貞治に似たデータプレイヤーで、集めたデータを基にオーダーやゲームプランを構築する。プレイスタイルは徹底して相手の弱点を突くというもので部員にも時に非情な指示をする。また勝っても試合が思い通りにいかなければ苛立ち、指示に従わず敗れた部員には声もかけないという辛辣な面がある。

都大会準々決勝の青学戦では不二裕太に発展途上の身体に大きな負担をかける「ツイストスピンショット」を教えたことで兄周助の逆鱗に触れ、シングルス2でわざと5ゲーム先取されてから逆転されるという屈辱を味わう。
観月はデータを駆使して周助を封殺しているつもりだったが、滅多に本気を出さない彼を怒らせてはデータも形無しであった。尚、不二裕太がルドルフに転校してから急成長したのは事実であり、この一件の後も裕太は観月を慕っている。続く5位決定戦では氷帝跡部に0-6で敗れ、ルドルフは関東大会進出を果たせなかった。

指示の内容や裕太への対応など非情な参謀のように見えるが、うっかりな人違いで淳と亮を間違えてスカウト、入学させてしまったり、不二に徹底スルーされたり、個性的な私服センスだったりと憎めない部分も多い。

続編「新テニスの王子様」にもU-17選抜に選抜された中学生50名の一人として登場。設定上過去に実績を残していることは考えられるが今年度の成績はごらんの有様でよく選ばれたものである。中学生タイブレークマッチでは余り物になっていた乾とペアを組み、結局乾が腹を下し不戦勝。

ニコニコでの愛称はもっぱら店長。
テニミュでルドルフのユニフォームを着た塩澤がコンビニの店長に見えたのが由来で観月である意味はあまりないのだが、原作観月の立ち位置や物腰を端的に表現し清潔感すら感じさせる秀逸なあだ名である。