諸行無常 単語

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諸行無常

ハゲる瞬間

諸行無常とは、仏教の根幹をなす教義の一つである。この世のあらゆる被造物は変化しており、常に同じ状態を維持することなどできないのだと説く。

概要

訳される前のサンスクリットでは अनित्यां सर्वसंस्कारां (anityāṃ sarvasaṃskārāṃ) で、これを直訳すると「すべての形作られしものたちは、無常である」、要は「この世に生まれたものは、みないつか死ぬなり滅びるなりするものだ」といった意味合いとなる。

伝承によれば、仏教の開祖であるお釈迦様は悟りの末にこの考えにたどりつき、入滅の間際に言い残したという。この「諸行無常」に「諸法無我(この世のあらゆる物事は=不変な本性を持たない)」「涅槃寂静(悟れば静かで安らかな地に至る)」を合わせて「三法印」と呼び、仏教を特徴付ける基本的な教義とされる。

この言葉が何を言いたいかというと、「みんな死ぬしかないじゃない!」とばかりに死滅する運命を嘆いたりんだりすることではない。いずれは死滅するものなのに「永久不変だ」と思い込むから苦しいんだよ、終わりがくることを受け入れれば少しは楽になれるよ、といった意味合いなのだそうだ。

いずれにせよ、諸行無常という言葉は「ったものはいずれれる運命にある」という意味合いでよく使われる。特に有名なのは平家物語の冒頭であろう。

園精舎の鐘の、諸行無常のきあり

(『平家物語』巻第一・園精舎)

ニコニコでは、一度形作られた物が残に壊れるとき、定着したと思った物事があっけなく消えたとき、それから平家物語と関連するものが出てくるとき(特にゲーム源平討魔伝』)などに「諸行無常」のタグがつけられることが多い。

とは言っても、「諸行無常」のタグもいつか別のキーワードに取って代わられる日が来るかも知れない。たとえタグロックされていたとしても、その動画静画自体が……

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最終更新:2024/04/20(土) 04:00

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