「血貝」ともいう。
殻長は平均で10cm前後、貝殻は厚く、殻表に40~42本の放射肋を持ち、黒褐色の毛状の殻皮に覆われている。
「赤貝」の名の通り身が赤いのが特徴だが、これは血液の中にヘモグロビン系の血色素を持っているため。
国内では北海道の南部から九州にまで分布している。
同じフネガイ科に属し、見た目もよく似た「サルボウ貝」という貝があるが、
違いとしては赤貝のほうがじゃっかん大きいことと、
殻表にある放射肋の数の違いがあげられる。
(サルボウ貝の放射肋は32本前後)
ちなみに、赤貝の缶詰の大半はサルボウ貝の身を使っているらしい。
赤貝は和食でよく使われる食材で、江戸前寿司の定番ネタとして知られている。
また、刺身で食べられることも多い。
近年、都市近郊では赤貝の数が減少しているため、中国や韓国からの輸入ものが流通していることが多く、
国産の赤貝は高級品になりつつある。
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最終更新:2024/04/24(水) 23:00
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