辺野古とは (ヘノコとは) [単語記事]

辺野古とは、沖縄県名護市にある地域である。

概要

沖縄県名護市の東海岸側に位置する久志地区にある地域。那覇より67km、名護市街地から南東へ12kmの沖縄本島東海岸に位置する総面積10.83km²の部落。

辺野古区の世帯数、人口は昭和40年以降減少傾向にあったが、国立沖縄工業高等専門学校の開校により、

世帯数1,114、人口1,826人　(男性1,030人、女性796人)に増加。かっては「辺野古劇場」（’90年代頃廃館）や商店や郵便局、銭湯も存在していたが今は殆どない。

基地そのものは、「経済開発のため」と云うことで昭和32年に建設された。

　ほとんどの区域がキャンプシュワーブと辺野古弾薬庫という、米海兵隊の基地になっており、更に宜野湾市の普天間飛行場の代替施設として、辺野古沖合に各1600mのV字型の2本の滑走路を建設するため大浦湾は現在進行形で埋め立てられている。大浦湾周辺の海域は絶滅危惧種を含む多様な生物の宝庫であるが、これにより環境が破壊されることが懸念されている。