閻宇

「閻宇」（エン・ウ ？ ～ ？）とは、三国時代の蜀漢の武将であり、業績をあげても前任者の馬忠ほどではないと叩かれる事に定評のある人物である。

字（あざな）は「文平」。

正史では

荊州南郡の出身で、益州南部で馬忠が転任するたびに後任となって熱心に職務を遂行して業績をあげるも、馬忠以上の業績をあげることはできなかったと言われている。

呉で孫綝が実権を握り、呂拠や滕胤らが孫綝暗殺を企てて失敗して誅殺されると、呉の混乱に魏が乗じないようにと考えた呉の驃騎将軍の朱績が、蜀漢に魏を牽制するように要請してきた為、閻宇は羅憲を副将として巴東に駐屯した。

しかしその裏では、蜀漢の政治の実権を握っていた宦官の黄皓と結託し、黄皓は姜維を罷免しようとした際は、姜維の代わりに対魏の前線を任されるかもしれんない状況となり、諸葛瞻や董厥も姜維を益州刺史にしようとする上奏したりしたが、姜維がこんなこともあろうかと警戒して成都に戻らなかった為果たされなかった。

蜀漢へ魏の討伐軍が侵攻してきた際は、羅憲と共に巴東の白帝城を守備した。その後の消息は不明である。 

演義では

黄皓に取り入って右将軍まで出世した人物として登場する。

黄皓が姜維の代わりに派遣すべきと劉禅に進言した際は、敵が名将の誉れ高き鄧艾（トウ艾）だった為、劉禅から対抗できるわけがないと判断されたうえ、鄧艾（トウ艾）に恐れをなした閻宇が出撃しなかった為、祁山が呼び戻されていた姜維が派遣された。 

※その他「閻宇」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照

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関連データ

コーエーの三國志シリーズにおける閻宇の能力一覧。

能力一覧	統率	武力	知力	政治	魅力	陸指	水指	身体	運勢
三國志		－	－		－			－	－
三國志II		－	－		－
三國志III		－	－	－	－	－	－
三國志IV	60	57	20	46	36
三國志V		61	18	47	27
三國志VI	58	51	18	52	19
三國志VII		73	56	43	63
三國志VIII		54	42	36	34
三國志IX	70	69	46	54
三國志X	59	64	60	56	20
三國志11	52	61	58	59	20

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