阪神高速12号守口線とは (ハンシンコウソクジュウニゴウモリグチセンとは) [単語記事]

阪神高速12号守口線とは、阪神高速道路の路線の1つである。

概要

守口方面の看板には「京都」の文字がある。これは、近畿自動車道(もしくは中央環状線)→名神高速道路吹田IC経由する、または国道1号線、大阪府道･京都府道 13号京都守口線を北上して京都へ行けるという意味だが、第二京阪道路開通に伴い、大阪市内から京都方面へ向かう場合は、13号東大阪線→近畿自動車道→第二京阪道路を通るルートが圧倒的に速い。(ただし、有料部利用の場合料金は高い。中央環状線、国道1号線第二京阪道路一般部を利用すると安い。)

2014年、近畿自動車道へ接続する為の守口 JCTが開通予定。前述の通り、京都方面へは13号東大阪線が、名神高速道路、中国自動車道方面へは11号池田線がある為、利便性があるかは疑問が残るところである。(他路線で渋滞や事故、工事があった際の迂回ルートとしては使えると思うが…)

かつて1960年代、森小路から15号堺線、津守ランプまで延伸し、「阪神高速第二環状線」とする計画があった。なお、1970年には第二環状線は別の所を通る計画となっている。その後何度かの計画変更があったが、阪神淡路大震災の観点から沿線住民が猛反発。計画は頓挫してしまった。なお、森小路で入り口付近には延伸準備構造物が残されており、緑化されたり森小路ミニパーキングエリアになったりして利用されている。なお、森小路ミニパーキングエリアは面積がかなり小さく、「日本一狭いパーキングエリア」とも呼ばれている。また、位置が出入り口のすぐ近くにあるため、利用者も少ない。

また、ビルのぎりぎりを通過したりカーブが多かったりなど、都市高速感が楽しめる路線でもある。急カーブも存在する。

※灰色表示は建設中･事業中