雷とは、以下のことを表す。
人名
日本と中国語圏に雷姓がある。日本の姓はいかづち・らい・かみなり・るいなどと読む。また名前にも使われる。
艦名
その他
漢字として
- 意味
- かみなり、雷鳴、いかずち、かみなりのように大きな音、(礧と通じて)城から落として攻撃に使う石。
- 〔説文解字〕の本字は靁で〔説文・巻十一〕に「陰陽、薄動す。靁雨は物を生ずる者なり」とある。雷は靁を略した異体字。〔玉篇〕に「雷:靁に同じ」とある。
- 字源
- 雨+畾の会意。甲骨文では稲光を表す象形に(おそらくは)雷鳴を表す印を加えた形である 。のちに雨が加わり、また雷鳴を表す印が田の形になった。
- 〔説文〕に「雨に从(したが)ひ、畾、回轉する形に象る」とあり、畾は回転する形の象形とある。
- 音訓
- 音読みはライ(漢音、呉音)、訓読みは、かみなり、いかずち。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 雷を声符とする漢字には、擂、蕾などがある。
- 語彙
- 雷雨・雷火・雷撃・雷鼓・雷光・雷神・雷声・雷帝・雷霆・雷電・雷鳴・雷文
異体字
関連項目