高橋克実(たかはし かつみ、1961年4月1日-)とは、日本の男性俳優、マルチタレント。現在はシス・カンパニーに所属。
中学時代は趣味に「映画鑑賞」と書くほどに幼少期から映像作品を好み、当初はCMなどを制作する仕事を志していたが、そのために一流大学を目指すも受験に失敗したため挫折。そのため今度は役者になるために芝居を始めることになる。
芝居を始めてからは実家からは勘当されるものの役者の道をあきらめず、舞台を中心に仕事が増やしていき、1998年放送のドラマ「ショムニ」で寺崎人事部長を演じたことで人気を獲得する。
またバラエティ番組「トリビアの泉」では事務所を同じくする八嶋智人と共に司会を担当し、「八嶋が補足トリビアを説明後に高橋がそのトリビアになぞらえてボケる」という息の合った掛け合いで番組の人気獲得に貢献し、自身の知名度もさらに広がることとなった。ちなみに八嶋とは公私わたって仲が良い。
一般的にはバラエティー番組などのひょうきんで常に笑顔でいるイメージが強いが、「梅ちゃん先生」の下村健造ような堅物な父親や、舞台作品「シレンとラギ」のゴダイ大師のような悪役、「フルスイング」での主人公・高林導弘のような熱血教師など様々な役柄を演じている。
現在もドラマ・舞台・バラエティー・CMなど数多くの作品に出演している高橋だが、そんな彼でも37歳でショムニに出演し、人気を得るまでは俳優の稼ぎのみでは食べていくことが出来ずにアルバイトで生計を立てていたということから、役者の道が簡単ではないことを窺わせている。
本人曰く、「絶対に遺伝的に禿ると信じていた」、「22歳ごろから育毛剤を使っていた」、「なにはなくとも育毛剤や育毛スプレーには積極的に投資した」と語るほどに髪には気を使っていたようだが、そんな努力も実らずに高橋の髪はどんどん薄くなっていき、トリビアの泉の初期の時点ではサイドの頭髪を伸ばして無理やり頭頂部に載せるという強引な手法で薄い部分を隠していた。
しかしある時事務所の社長から「髪の毛を引っ張る、頭を叩くというト書きの度にどれだけ共演者に気を使わせ、迷惑をかけてると思ってるの!」という言葉を受けついにその頭髪をバッサリ斬り落とすこととなり現在に至る。
当然ながらすっきりとした頭の高橋に多くの視聴者は驚き、「カツラだったのか?」という声も多々かけられたらしい。
現在では自身の髪の毛を自虐ネタにすることもある。(2012年に長男が誕生した際に「髪の毛も生えています」とコメントしている)
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最終更新:2024/04/20(土) 06:00
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