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    ウツ

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    10

    “鬱”

    どうせこの字が見たくて来たんだろ?

    1. 木が茂っている様
    2. 気分が滅入ってるさま。憂。また鬱病のこと。後述
    3. 鬱P - VOCALOIDプロデューサーの一人。当該記事参照

    概要

    鬱病うつ病)は精神疾患の一つであり、症状としては不安感、焦燥感、精活動の低下、食欲の低下、体重の低下、不眠症などが挙げられる。ストレスや自神経失調症などによって引き起こされることが多い。詳しくはWikipedia記事 - うつ病 を参照。

    インターネット上では以上のような深刻な意味ではほとんど使われず、「気分が落ち込む」「嫌な気分になる」「惨めな気持ちになる」「死にたくなる」「手首を切りたくなる」「樹海に走りたくなる」程度の意味で使われることが多い。

    余談

    嘉門達夫がこの漢字の書き方を歌にしている。曲名はそのまま『』で、アルバム『バルセロナ』に収録されている。

    漢字として

    Unicode
    U+9B31
    JIS X 0213
    1-61-21
    部首
    鬯部
    画数
    29画
    読み(常用)
    ウツ
    訓読み(常用)
    -
    Unicode
    U+6B1D
    JIS X 0213
    1-17-21
    部首
    木部
    画数
    25

    意味
    木がこんもりしげる、蒸す、こもる、気分がふさがる、香(たとえば鬱金)、ニワウメ
    字形
    諸説ある。
    説文解字・巻六〕には「木、生する者なり。い、𩰪の」と𩰪の形とある。𩰪は〔説文〕には芳とある字。ただ文で使われているのはのほうが先であり、𩰪は後にから分かれて作られた字。
    白川静は、の会意としている。を醸す意味、気であるとし、に芳を入れて密閉し、熟成を待つという会意であるとする。
    音訓
    読みはウツ(音)、ウチ(音)。訓読みは、しげる、ふさがる。
    規格・区分
    常用漢字である。JIS X 0213第二準。画数が多く長い間常用漢字ではなかったが、2010年常用漢字表に追加された。
    符とする漢字には、灪、𪓊などがある。
    勃勃・結・鬱金積・陶・茂・

    異体字

    • は、〔玉篇〕や〔広韻〕に「俗」、〔字彙〕に「と同じ。今文、多くの字を用ふ」とある異体字。JIS X 0213第一準。
    • は、〔正字通〕に「別にと作す」とある異体字。
    • 𦉚は、〔集韻〕に「、――古は、𦉚と作す」とある古文
    • は、〔増広字学挙隅〕にある異体字。
    • 𣡇は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
    • 𣡸は、〔集韻〕に「、――ひは、𣡸と作す」とある異体字。
    • 𦉠は、〔字彙補〕に〔集韻〕を引いて「古字」とある異体字。
    • 簡体字は郁。
    Unicode
    U+9B30
    部首
    鬯部
    画数
    27画
    𦉚
    Unicode
    U+2625A
    部首
    缶部
    画数
    19画
    Unicode
    U+6B0E
    部首
    木部
    画数
    22
    𣡇
    Unicode
    U+23847
    部首
    木部
    画数
    23
    𣡸
    Unicode
    U+23878
    部首
    木部
    画数
    28
    𦉠
    Unicode
    U+26260
    部首
    缶部
    画数
    21

    𩰪

    𩰪
    Unicode
    U+29C2A
    部首
    鬯部
    画数
    28
    Unicode
    U+4587
    部首
    艹部
    画数
    32
    𩏴
    Unicode
    U+293F4
    部首
    韋部
    画数
    25

    𩰪は、とくに香の名を表すのに使われるの異体字。

    説文・巻五〕に「芳なり。十葉を貫と爲す。貫、築きて以って之れを(に)るを𩰪と爲す。𦥑、、缶、ふ。彡は其の飾りなり。一にく𩰪なり。遠方の𩰪人の貢ずる所の芳なり。合わせて之れをし以ってを降す。𩰪は、今の𩰪なり」とある。から献じられた香で、これでに香りをつけ、を降すのに用いるとある。

    • 䖇は、〔集韻〕に「𩰪、――ひは、䖇と作す」にある異体字。〔玉篇〕に「香なり」とある。
    • 𩏴は、〔集韻〕に「𩰪、――ひは、𩏴と作す」、〔康煕字典〕に「本は𩰪に作る。芳なり。ひは䖇に作る」とある異体字。

    書として

    」が書かれた歴史を見ると、「」の字体よりも、「」の字体に近い形で書かれていることが多い。

    JIS第二準の「」よりも、JIS第一準の「」 を常用漢字に採用する話があってもよかったのではないか、と思う。

    野崎邦臣漢字字形の問題点 ―併『22常用漢字表』追字批判―』(来書院、2013)では「『』よりも『(「」の部分が「夕」)』の方が『爵』と関連付けて覚えやすい。」と常用漢字の「」採用を批判している。

    筆順
    鬱の筆順鬱の筆順2
    書体など
    鬱の篆書 唐、欧陽詢「九成宮醴泉銘」の「鬱」 唐、敬客「王居士塼塔銘」の鬱 唐、顔真卿「李玄靖碑」の「鬱」
    篆書 楷書
    (欧陽詢「九成宮醴銘」)
    楷書
    (敬客「王居士塼」)
    楷書
    (顔卿「玄靖碑」) 
    唐、懐素「草書千字文」の「鬱」

    (懐素「書千字文」)

    「※」の部分を「米」と書くかについて

    財前謙『新常用漢字196 ホントの書きかた』(芸術新聞社、2010)や、財前謙『字体の話 ―漢字論」―』(明治書院、2010)には、

    」+「」(器)+「」(中味をすくいとる)による会意。したがって、「※」は印ともよぶように、楷書では「」である。

    「※」は「印」というように、元来は「」のはずなのです。「」を通用の字体としていくなら、教科書体は右下の手書き文字のように「※」ではなく、「」でデザインされることが、今後の課題となるでしょう。

     ―財前謙『新常用漢字196 ホントの書きかた』

    〉(器)の中に〈※〉()を入れたものを〈〉(すくいとる)という意味です。つまり、〈※〉は、「印」ともいうように〈〉なのです。したがって〈※〉なら筆順も確定できず、書き方がわからないままなのですが、これまた篆書の造形をデザインしたものであって、楷書として書くなら現代人の文字感覚としては〈〉が適切な書き方であることは納得されるでしょう。

    財前謙『字体の話 ―漢字論」―』

    のようにある。しかし「※」の部分が「」を表しているか定かではない……。「」の甲文と「」の甲文を見べてみたが、中に入っているのが「」ではなさそうだ。

    ニコニコ大百科」の記事にもこうある。

    字形について〔説文〕には「𠙴にふ。𠙴は器なり。中はる。れを扱(すく)ふの所以なり」とあり、小篆体はまさにそんな感じだが、甲文・文は形が違う。

    また、歴史的に「※」の部分が「」と書かれたものはない。『楷書では「」である』と断言されているが、いやそれは……という感じである。

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    関連項目

    鬱になること

    掲示板

      • 179ななしのよっしん

        2018/06/28(木) 23:18:03 ID: YVf2Zdnqu1

        あらゆる義務感を捨てて逃避するという意味での「走る」
        物理的にストレス飛ばし的な意味で「走る」
        2つの意味で「走る」ことで心身共に健康になった

      • 180ななしのよっしん

        2018/08/03(金) 11:06:38 ID: GbsHTHOv7D

        運動すると気分が楽になるのはわかってるけど、の時って風呂入るのすら面倒だからなかなか動けないのよね
        そして体調不良で精にも悪影で動けなくなるの無限ループ

      • 181ななしのよっしん

        2018/08/08(水) 01:47:43 ID: KxI08bJL1L

        子供時代から環境が酷いおかげでずっと抑症状がひどいんだけど何とかならないかな。
        抑うつ状態も含めて自分の性格を構成してるみたいで嫌になる。
        何とか脱却して良い生涯送りたいんだけどね。

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    最終更新:2018/09/24(月) 14:00

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    最終更新:2018/09/24(月) 14:00

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