この記事は第126回今週のオススメ記事に選ばれました!(2010年11月10日) よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
時は2×××年、魔界から侵略してきた悪の組織「ダークオリエント」によって、地球は危機に陥っていた。だがしかし、彼らに敢然と立ち向かう二人の魔法少女がいた。彼女たちの名は「かおすキッチン」。お料理魔法で敵を粉砕する、正義の魔法少女なのだ!
魔法の料理 かおすキッチンとは、服部昇大による漫画作品。シュール、スケベ、ラブコメ、童貞、流血、だいたいそんな感じの成分でできた、魔法少女モノの皮を被ったブラックジョーク多めなギャグマンガである。
画風は70~80年代頃のいわゆるおきゃんな少女漫画を意識して描かれており、少女漫画のパロディも数多く登場する。そのためそのあたりを知っているとより楽しめる。単行本の装丁も作者のたっての希望で少女漫画風になっており、パッと見ジャンプコミックスには見えない。
ジャンプスクエアに2007年12月号から2009年6月号まで掲載され、その後2009年6月から9月までジャンプスクエア公式サイトにてWeb連載。単行本は全3巻。
連載開始時は9ページとかなり通常よりかなり少ないページ数だったが、連載を重ねるごとにページ数増、2008年6月号から通常と同じ19ページの連載となる。
★木ノ森くるみ | |
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「えーっ!? 美味しすぎると死ぬの!? 人間って!!」 本作品の主人公のひとり。聖モンゴメリ学園に通う14歳、2年生。 「お料理部」の部長。魔人達によって地球がピンチに陥ると、聖なるリョーリングストーンの力で魔法少女かおすキッチンに変身する。料理が大好きで腕は確か。しかしそれ以外はからっきしダメで成績も悪く、加えて遅刻・居眠り・忘れ物の常習犯で超絶的にドジ。どちらかといえば洋食の方が得意だが、気が動転したりするととんでもない料理を生み出すこともある。先輩であるルーク・M・真壁に密かに想いを寄せている。 |
★三千院織絵 | |
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「私…今日は「ヘドロ状のものを食べると親が死ぬ」と星占いで出ましたの」 本作品の主人公のひとり。聖モンゴメリ学園に通う14歳、2年生。 もうひとりの「お料理部」部員。くるみの親友で、くるみと同じくダークオリエントと戦うため、かおすキッチンに変身する。おしとやかで落ち着いた物腰だが、吹き矢や毒の調合を得意としたり、発言がところどころ剣呑だったりと、ブラックな一面を持ち合わせる。室町時代から続く京都の料亭「三千」の娘で、和食が得意。胸が小さいのをいたく気にしている。 |
★森山悶太 | |
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「もし万が一急にデカイオッパイに挟まれたら首痛めるだろーが!」 スケベ。聖モンゴメリ学園2年生の14歳で、くるみ達の同級生。 なにかとくるみにちょっかいをかけてくる。サッカー部に補欠として所属している一方、独自にオッパイチェック部という部活を創設しており(学校には未申請)、日々全校の女子生徒のおっぱいチェックをしている。この他にもスカートをめくったり下着を盗んだりと日常的にスケベ活動に余念がない。 |
★賀川由香里 | |
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「織絵ちゃん! な 生々しすぎるよ!!」 くるみ達の同級生で、愛称は「ゆかりん」。登場のたびに何かと酷い目に遭う。唯一の彼氏持ちで、彼氏に手料理をつくるためにくるみ達に料理を教わろうとするが、まるでゲロみたいな味のものしかできないほどひどい腕前が露呈した。実は新体操部。 |
★ルーク・M・真壁 | |
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「オハヨウ! 毎朝会ウネ くるみチャン!」 くるみ達の先輩。聖モンゴメリ学園体育科の3年生、15歳。 アメリカ人とのハーフで端正な顔立ちをしており、サッカー部キャプテンということもあって女子からの人気が高い。くるみのあこがれの人。 |
★青茂先生 | |
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「ア~ァ…しかしアルマーヌのスーツが これじゃカラアーゲだよォ!」 くるみ達の担任の先生。アルマーヌのスーツを着込んだ、青ヒゲを生やした男性。安月給に悩んでいる。煮えたぎった油をぶっかけられたり、変なシャンパンタワーの台座と化したりと、苦労が絶えない。 |
★龍豪ヶ崎麗香 | |
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「私に恥をかかせた事を後悔するのね お料理部…」 聖モンゴメリ学園3年生の、学園一のお嬢様。龍豪ヶ崎財閥のご令嬢であり、教師すら逆らえない権力を持つ。どこかで見たような極上縦ロールが特徴。お宮の松・無法松という取り巻きを常に引き連れている。完璧な紅茶が淹れられるまで何度でもやり直させ、相手はもう二度と紅茶を飲めなくなるという「お紅茶返し」や、料理を相手の顔にぶちまける「お料理返し」などのお嬢様技を持ち、気に入らない相手の心を折る。 |
★八百屋のおじさん | |
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「ムホホホ…!! 多角経営多角経営!」 都内江古田の商店街で八百屋を営む、いつも親切なおじさん。禿頭にねじりはちまきと口ひげが特徴。火だるまの黒こげになっても軽いヤケドですんだり、海の家も経営していたりと割と丈夫で元気。 |
★ビーフネス | |
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「わ~~~ん!! おおお覚えておれ この悪魔どもめ!!」 ダークオリエントに所属する牛の魔人(獣人型ホルスタイン種)。魔人や魔獣を引き連れ地球侵略に挑むが、毎回毎回かおすキッチンのお料理魔法の前に退けられる。本人の実力は強くもなく弱くもない。組織内では上司からも部下からもナメられがちで苦労が絶えない。ナイスボディ。普段は角を隠し(自在に収納できる)、「牛野まほ」という名前で練馬区江古田の1DKアパートに暮らしている。どこか庶民くさいところがあり、ご近所さんに人気。 |
★ドルフィネス | |
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「くっくっく… すっかり騙されておるわ人間共は…」 ダークオリエント司令官を務めるイルカの魔人(獣型?バンドウイルカ種)。見た目は背広を着込んだイルカ。失敗した部下には超音波でお仕置きする厳しさを持つが、抜けているところもある。普段はイルカのスーツ(?)をかぶり「砂川マリンランド」で人気No.1イルカのマリンちゃんとして観客に愛嬌を振りまいている。得意技は輪投げとジャンプ。 |
★キツネル | |
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「…がんばって… がんばって覚えたんだぞ…!!」 ダークオリエントに所属するキツネの魔人(獣人型キタキツネ種)。得意技は「見た目に反してポップな呪い」。普段は耳と尻尾を隠して「狐坂ミサ」の名前で人間界の高校に潜入しているが、不器用な性格ゆえに周囲に溶け込めず、その境遇をかおすキッチンに逆恨みしていた。影が薄く、ちょくちょく忘れられがち。悶太に命を助けられて以来密かに想いを寄せているが、当初はその感情が何なのか自分でもよくわかっていなかった。 |
★ケンタウラス | |
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「フフフ… 立ち上るスケベオーラを感じて来たのだよ…」 ダークオリエントに所属する魔人。最高幹部・魔界八神獣のひとりでかなり強く、魔界に大きな宮殿を持つらしいがそれを捨てて人間界で暮らす。ケンタウラスなので下半身は馬だが、人間界ではなんとか隠している(ものすごく不自然ではあるが)。極度のスケベで悶太と意気投合する。ダークオリエント内でも比較的穏健派らしい。 |
★カニックス少佐 | |
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「俺はこのちょうどピッタリな鍋の中に隠れる!!」 ダークオリエントに所属するカニ魔人(獣型ワタリガニ種)。見た目は左目に眼帯をつけている以外はただの蟹だが、ベトナム戦争から魔界の第二次聖魔大戦にいたるまで数々の戦場をくぐり抜けてきた歴戦の戦士。ハサミによる合気道を得意とし、M16(米軍の自動小銃)の分解までこなすデキる男……だったのだが、あえなくカニ鍋となって食べられてしまった。あんまりおいしくない。 |
★ドッグ三兄弟(右下:ドーベルマンネス、左:ラブラドールネス、右上:チワワネス) | |
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「オラオラァ! ドッグ三兄弟のお通りだぜェ!!」 ダークオリエントに所属する犬魔人の三兄弟。ドーベルマンネスは兄弟の中でも一番凶暴、ラブラドールネスは一番利口、チワワネスは元気が取り柄。魔界でも名の知れた凶悪なトリオで、「砂漠の狂犬」の異名を持つ。その凶暴さは平和な商店街をたちまち世紀末もかくやという地獄絵図に変える。凶暴さだけで無く実力もあり、かおすキッチンを珍しくピンチに追い込んだ。 |
★デイジーネス | |
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「ぐわはははは! ちぃとばかり小便にのぅ!!」 ダークオリエント魔界総本部から派遣された魔人。筋骨隆々の体躯に剛尻、仁王像のごとき迫力を持った眼、見事に割れたケツアゴに口ヒゲまでたくわえた、どっからどうみても男塾な容姿。口を開けば豪快な男弁が飛び出す。しかしその実態はデイジーの魔人で14歳の女子中学生という、あまりにも色々と規格外すぎるスペックを持つ。なおダークオリエントの宣伝映画で三千院織絵役を担当した。 |
★ラムラ | |
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「ラムネス! ゴミって結構うめぇだよ!!」 滅亡した魔界の王国「ラムレイス王国」の元王女でひつじ魔人(獣人型メリノ種)。東北弁で喋る。かおすキッチンを倒し王国復興を目指すがあえなく戦意喪失。人間界でアイドルになりたいという夢をカミングアウトし、その夢の為に人間界で暮らし始める。この際しばらく住所不定の生活を送ったことと、生来の鋼の精神からゴミでも何でも平気で食べる。電気系のひつじ魔法を使うがまだ修行不足で、感情が暴走すると魔法を無差別に放ってしまう。 |
★ラムネス | |
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「い…胃腸はちょっと…!」 ラムレイス家執事のひつじ魔人(メリノ種)。かおすキッチンを倒しラムレイス王国復興を目論む。登場当初はひつじそのものの姿だったが、ダークオリエント製の獣化薬を胃腸薬と間違えて飲まされ、なぜか獣人型に変身。なんとか内職などで2人分の生計を立てようとするが稼ぎはからっきし。胃腸が弱い。あと私服がダサい。 |
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最終更新:2024/04/19(金) 09:00
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