使

使とは、以下のことを表す。

• 使 - 仏教用語で、煩悩のこと

漢字として

使

Unicode

U+4F7F

JIS X 0213

1-27-40

部首

亻部

画数

8画

意味

使用する、命令する、派遣する、使者、という意味がある。また使役の助動詞として使われる。

〔説文解字〕には「伶なり」とあり、命令の意味が載っている。

字形

形声で声符は史。使、史、吏、事の字形は、古くは同じような形である。とくに事と使は同じで、後に祭事を事で、祭祀を外で行うための使者を使で表すようになった。

音訓

音読みはシ、訓読みは、つかう、つかい、しむ。

規格・区分

常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。

語彙

使役・使者・使人・使徒・使途・使用

異体字

𡥐

Unicode

U+21950

部首

子部

画数

8画

𡷮

Unicode

U+21DEE

部首

山部

画数

10画

𠭆

Unicode

U+20B46

部首

又部

画数

9画

𠉕

Unicode

U+20255

部首

亻部

画数

9画

• 𡥐は、〔説文解字〕の注や〔集韻〕にある古文。
• 𡷮は、〔集韻〕にある古文。
• 𠭆は、〔説文解字〕の注にある古文。ただ〔説文〕の事の条には事の古文とある。
• 𠉕は、〔康煕字典〕が本字としている字。