喫とは、食べるという意味の漢字である。
漢字として
- 意味
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- (吃と通じて)くう、飲む
- (喫詬という語で使われる)
- 〔説文解字・巻二・新附〕には「食らふなり」とある。
- 字形
- 形声。声符は契。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合、ケキ(漢音)、キツ(慣用音)、2.の場合、カイ(漢音)。訓読みは、くう、のむ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 喫煙・喫驚・喫緊・喫詬・喫茶・喫水・喫飯
異体字
- 𠹙は、〔正字通〕に「俗の喫字」、〔五音篇海〕に「噉なり」とある異体字。
- 噄は、〔正字通〕に「俗の喫字」とある異体字。JIS X 0212補助漢字。
- 𠿊は、〔玉篇〕や〔広韻〕に「喫と同じ」とある異体字。
- 噭は、〔集韻〕に「或ひは作る」とある異体字。別の意味もある。→噭
- 𡁒は、〔集韻〕に「或ひは作る」とある異体字。
- 𨋻は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
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最終更新:2024/03/29(金) 01:00
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