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ベン

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とは、以下のことを表す。

  • 弁(瓣) - びらのこと
  • 弁(瓣) - 管を通る気体や液体の流量を制御する装置のこと
  • 弁(瓣) - 心臓の弁膜のこと
  • 弁(辯) - 方言の名につく接尾辞

人名

漢字として

弁は、4つの異なる漢字に対応している。弁、辨の新字体、瓣の新字体、辯の新字体である。また、辮の書き換えに使われる場合がある(辮髪弁髪)。

Unicode
U+5F01
JIS X 0213
1-42-59
部首
画数
5画
意味
礼装のときにつける冠、冠を被る、下位の武官、恐れおののく、という意味がある。また卞と通じて、急ぐ、抃と通じて、打つ、たたく、と通じて、たのしい、という意味がある。
説文解字〕の本字は㝸で〔説文・巻八下〕に「冕なり。には㝸とひ、殷には吁とひ、にはふ」とある。弁は、覍の異体字として載っている。
字形
冠の形。〔説文〕に「皃にひ、形」とある。
音訓
音読みはヘン、ハン音)、ベン音)、訓読みは、かんむり。
規格・区分
常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。
弁を符とする漢字には、𡊄、拚、、𥿋、𨠒、、𤲙などがある。
弁纓・弁言・弁行・弁髦

異体字

Unicode
U+3778
部首
小部
画数
10画
𢍘
Unicode
U+22358
部首
画数
11画
𢍍
Unicode
U+2234D
部首
画数
10画
𢍙
Unicode
U+22359
部首
画数
11画
𠭛
Unicode
U+20B5B
部首
又部
画数
11画
Unicode
U+898D
JIS X 0212
61-5
部首
見部
画数
10画
  • 㝸は、〔説文〕の本字。
  • 𢍘は、〔説文〕に「籒文の覍、ふ、上は形」とある籀文。
  • 𢍍は、〔康煕字典〕が〔説文〕にある籀文とする字。
  • 𢍙は、〔五音篇〕が籀文とする字。
  • 𠭛は、〔説文長箋〕の弁の本字。
  • 覍は、〔正字通〕に㝸の譌字とある俗字。JIS X 0212補助漢字

Unicode
U+8FA8
JIS X 0213
1-49-94
部首
辛部
画数
16画
Unicode
U+8FA7
JIS X 0213
1-50-1
部首
辛部
画数
16画
𧪔
Unicode
U+27A94
部首
言部
画数
16画
意味
旧字体は辨で、新字体が弁。辦は別の字。
識別する、わきまえる、言い訳する、治める、裁く、用意する、という意味がある。また遍と通じて、あまねく、変と通じて、かわる、と通じて、かえす、辯と通じて議論する、という意味がある。
説文解字〕の本字は辧で〔説文・巻四〕に「判つなり」とある。
字形
符は
音訓
音読みはヘン、ハン音)、ベン音)、訓読みは、わかつ、わきまえる、あまねく。
規格・区分
常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二準。
弁護(辨護)・弁訟(辨訟)・弁(辨)・弁償(辨償)・弁析(辨析)・弁知(辨知)・弁別(辨別)・弁明(辨明)・弁論(辨論)・弁惑(辨惑)

異体字

  • 辧は、〔説文〕の本字。JIS X 0213第二準。
  • 𧪔は、〔龕〕に辨と同じとある異体字。

Unicode
U+74E3
JIS X 0213
1-65-2
部首
画数
19画
意味
旧字体は瓣で、新字体が弁。
びら、びらのような、ウリの種、ウリの果実などの一かけら、球根などの一かけら、という意味がある。また、液体や気体の出入りを調節する部品・部分、という意味がある。
説文解字・巻七〕に「の中なり」とある。
字形
符は
音訓
音読みハン音)、ベン音)。
規格・区分
常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二準。
瓣膜(辨膜)

Unicode
U+8FAF
JIS X 0213
1-77-71
部首
辛部
画数
21画
意味
旧字体は辯で、新字体が弁。
論争する、理論だてて話す、言い訳する、巧みに言う、言論に長けた、用意する、という意味がある。またと通じて、あまねく、貶と通じて、おとしめる、変と通じて、変わる、辨と通じて分かつ、という意味がある。
説文解字・巻十四〕に「治むるなり」とある。
字形
符は
音訓
音読みはヘン(音)、ベン音)、訓読みは、わかつ。
規格・区分
常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二準。
弁給(辯給)・弁護(辯護)・弁才(辯才)・弁士(辯士)・弁辞(辯辞)・弁正(辯正)・弁知(辯知)・弁難(辯難)・弁別(辯別)・弁明(辯明)・弁論(辯論)

異体字

𠷊
Unicode
U+20DCA
部首
口部
画数
12画
𦌽
Unicode
U+2633D
部首
罒部
画数
23画
Unicode
U+46D2
部首
言部
画数
12画
𧩵
Unicode
U+27A75
部首
言部
画数
16画
𨐾
Unicode
U+2843E
部首
辛部
画数
22画
  • 𠷊は、〔集韻〕に「巧言なり。た辯に作る」とある異体字。
  • 𦌽は、〔字彙補〕に辯と同じとある異体字。
  • 䛒は、〔字彙補〕が本字とする字。また「北の造る所なり」とある。
  • 𧩵は、〔字彙〕に辯と同じとある異体字。
  • 𨐾は、〔篇類編〕に辯と同じとある異体字。
  • 簡体字は辩。

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