悲

悲とは、悲しいという意味の漢字である。

漢字として

常

悲

Unicode

U+60B2

JIS X 0213

1-40-65

部首

心部

画数

12画

音読み（常用）

ヒ

訓読み（常用）

かなしい、かなしむ

𠾦

Unicode

U+2264A

部首

口部

画数

15画

意味

かなしい、かなしむ、悼む、憐れむ、なげく、という意味がある。

〔説文解字・巻十〕に「痛むなり」とある。

字形

形声で声符は非。悱は構成要素が同じだが別の字。

音訓

音読みはヒ（漢音、呉音）、訓読みは、かなしい、かなしむ。

規格・区分

常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

悲哀・悲運・悲歌・悲観・悲願・悲曲・悲劇・悲惨・悲愁・悲傷・悲壮・悲愴・悲嘆・悲憤・悲鳴・悲恋

異体字

• 𠾦は、〔竜龕手鑑〕に悲と同じとある異体字。