成

成とは、以下のことを表す。

人名

中国語圏、朝鮮の姓、日本、中国語圏の名前。

• 成宜（? - 211年） - 中国の後漢末期の武将
• 成済（? - 260年） - 中国の三国時代の魏の武将
• 成仿吾（1897年 - 1984年） - 中華民国・中華人民共和国の政治家
• 成蕙琳（ソン・ヘリム、1937年 - 2002年） - 金正日夫人
• 成三問（1418年 - 1456年） - 朝鮮王朝前期の学者
• 川本成（なる） - 日本のお笑い芸人、俳優、声優
• 平泉成（せい） - 日本の俳優
• 池田成（まさし） - 日本のアニメーション監督
• 侯成（? - ?） - 中国の後漢末の武将
• 李成（919年 - 967年?） - 中国の五代、北宋初期の山水画家
• 寧成（? - ?） - 中国の前漢の官吏。酷吏として知られる
• 馬成（? - 56年） - 中国の後漢の武将
• 趙成（? - ?） - 中国の春秋時代の晋の政治家

その他の意味

• 成 - 新末の公孫述による地方政権
• 成（成漢） - 五胡十六国時代の王朝の一つ
• 成 - 中国春秋時代の国の一つ

漢字として

常

成

Unicode

U+6210

JIS X 0213

1-32-14

部首

戈部

画数

6画/7画

音読み（常用）

セイ、ジョウ

訓読み（常用）

なる、なす

𢦩

Unicode

U+229A9

部首

戈部

画数

9画

𧶔

Unicode

U+22990

部首

貝部

画数

14画

意味

なる、一人前になる、できあがる、形作る、なす、なしとげる、平らげる、さばく、締結する、音楽の曲の1まとまり、丘の一層、（誠と通じて）まこと。

〔説文解字・巻十四〕に「就すなり。戊に从ひ丁聲」とある。

字形

諸説ある。声符は丁とする形声（〔説文〕）、戈＋丨の会意などがある。甲骨文・金文の字形は戊に、□や｜を添えた形。

音訓

音読みはセイ（漢音）、ジョウ（呉音）、訓読みは、なる、なす、たいらげる。

規格・区分

常用漢字で、小学校4年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

声符

成を声符とする漢字には、城、宬、郕、晟、盛、誠、などがある。

語彙

成案・成育・成果・成業・成句・成形・成型・成蹊・成語・成功・成婚・成算・成就・成熟・成人・成績・成層・成虫・成長・成道・成年・成敗・成否・成仏・成分・成文・成約・成立

異体字

• 𢦩は、〔説文〕に「古文の成、午に从ふ」とある異体字。
• 𧶔は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。

関連項目

• 日本人の名前一覧
• 海外の姓名の一覧