招とは、中国語圏の人名である。以下に著名な人物、記事のある人物を挙げる。
- 路招(? - ?) - 後漢末の武将
- 牽招(? - ?) - 後漢末から三国時代の武将
漢字として
- 意味
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- まねく、手で人を呼び寄せる、募集する、招待する、招致する、呼び寄せる、応接する、(韶・㲈と通じて)帝舜の作った音楽
- (撟と通用して )挙げる、掲げる
- 〔説文解字・巻十二〕には「手もて呼ぶなり」とある。〔広韻〕に「招呼なり。來なり」とある。
- 字形
- 手+召の会意、召を声符とする形声、の二通りの解釈がある。召は神を招くという字で、招の初文。
- 音訓
- 音読みは1.の場合、ショウ(漢音、呉音)、2.の場合、キョウ(漢音)。訓読みは、まねく。名のりに、あき・あきら、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 招を声符とする漢字に、萔などがある。
- 語彙
- 招宴・招客・招呼・招魂・招集・招状・招請・招待・招提・招致・招牌・招聘・招来
関連項目