握

握とは、握るという漢字である。

漢字として

常

握

Unicode

U+63E1

JIS X 0213

1-16-14

部首

扌部

画数

12画

音読み（常用）

アク

訓読み（常用）

にぎる

意味

手で掴む、自分のものにする、掌握する、握るところ、中央、拳、拳を握った長さ、という意味がある。また幄と通じて、とばり、という意味がある。

〔説文解字・巻十二〕に「搤持するなり」とある。

字形

形声で声符は屋。

音訓

音読みは、アク（漢音、呉音）、訓読みは、にぎる。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

握汗・握巻・握管・握簡・握機・握君・握拳・握算・握持・握手・握齪・握篆・握把・握髪吐哺・握瑜・握力

異体字

𦤿

Unicode

U+2693F

部首

至部

画数

12画

𦥆

Unicode

U+26946

部首

至部

画数

15画

䌂

Unicode

U+4302

JIS X 0213

2-84-46

部首

糸部

画数

15画

• 𦤿は、〔説文〕の古文。
• 𦥆は、〔集韻〕にある古文。
• 䌂は、〔集韻〕にある異体字。握に葬儀の時に死者に握らせるものという意味があり、その意味での異体字。JIS X 0213第四水準。