桟

桟とは、以下のことを表す。

• 障子や板戸などの骨となる木
• 補強のために打ち付けた横木
• 黒板の下部に取り付けるチョークなどをおくフレーム

人名

日本の姓である。

以下に著名な人物、記事のある人物を挙げる。

• 桟熊獅（1923年 - 2012年） - 日本の政治家

漢字として

常

桟

Unicode

U+685F

JIS X 0213

1-27-23

部首

木部

画数

10画

音読み（常用）

サン

訓読み（常用）

-

意味

旧字体は棧。

棚、かけはし、崖沿いに渡した道、小さな橋、竹や木で作った車、棺を運ぶ車、木を編んだもの、竹や木で作った遮蔽物、貨物を貯蔵する場所、宿、という意味がある。

〔説文解・巻六〕に「棚なり。竹木の車を棧と曰ふ」とある。

字形

形声で声符は戔。

音訓

音読みはサン、セン（漢音、呉音）、訓読みは、かけはし。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

桟雲・桟車・桟道・桟敷・桟橋

異体字

棧

Unicode

U+68E7

JIS X 0213

1-60-2

部首

木部

画数

12画

椾

Unicode

U+693E

部首

木部

画数

13画

𢯆

Unicode

U+22BC6

部首

扌部

画数

11画

栈

Unicode

U+6808

部首

木部

画数

9画

• 棧は、旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
• 椾は、〔集韻〕に棧と同じとある異体字。〔玉篇〕には牋の古文とある。また箋の異体字とも。
• 𢯆は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。
• 碊は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。→碊
• 轏は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔説文〕には別の字として載っている。
• 栈は、簡体字。

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧