浅

浅とは、いろいろと浅いことを表す漢字である。

漢字として

常

浅

Unicode

U+6D45

JIS X 0213

1-32-85

部首

氵部

画数

9画

音読み（常用）

セン

訓読み（常用）

あさい

淺

Unicode

U+6DFA

JIS X 0213

1-62-41

部首

氵部

画数

11画

𣻝

Unicode

U+23EDD

部首

氵部

画数

14画

𤄻

Unicode

U+2413B

部首

氵部

画数

22画

旧字は淺。

意味

水深が浅い、考えが浅い、色が薄い、簡単、狭い、時間が短い、という意味がある。濺と通じて水が激しい、という意味がある。湔、灒などとも通じる。

〔説文解字・巻十一〕には「深からざるなり」とある。

字形

形声で声符は戔。戔には薄いものを重ねる意味がある。

音訓

音読みはセン（漢音、呉音）、訓読みは、ひろい、あふれる、うみ。名のりに、きよ・なみ・ひろし・み・わたる、がある。

規格・区分

浅は常用漢字で、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。11946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

浅学・浅見・浅識・浅浅・浅薄・浅慮

異体字

• 淺は、旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
• 𣻝は、〔集韻〕に「淺、或ひは作る」とある異体字。
• 𤄻は、〔金石韻府〕にある異体字。

関連項目

• 深