1日外出録ハンチョウ 単語

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イチニチガイシュツロクハンチョウ

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1日外出録ハンチョウとは、漫画カイジの人生エンジョイスピンオフ作品である。

概要

大槻(カイジ)主人公としたスピンオフ作品。

は『賭博黙示録カイジ』の福本伸行原作萩原(はぎわらてんせい)、漫画上原(うえはらもとむ)と新井和也。

2019年7月現在週刊ヤングマガジンに隔週掲載。ときどき大槻が尽きて外出券を買うことができなくなると休載期間に入る。

ストーリー

地下にある強制労働施設・・・!
そこで働く多重債務者は・・・、借に応じて決められた年数が経過するまで外に出ることは不可能・・・!

しかし・・・、何事にも例外というものが存在する・・・!

債務者の憧れ「1日外出券」!! これがあれば、1日だけ地上へ外出することが可・・・!

だが、その値段は1日50万ペリカ・・・!
地下帝国作業員の一月の給料が9万1千ペリカ・・・実に5か半分・・・!!

普通労働者には決して手に入れられるものではない・・・!

しかし、主人公のE班トップ大槻(おおつき)班長は、班長特権の物販と、イカサマチンチロで稼いだで「1日外出券」を手に入れては地上で々自適の一日を送っている…!

解説

賭博破戒録カイジ』の前半、地下チンチロ編での敵役だった大槻(カイジ)主人公に、彼が1日外出券を使って気ままに食べ歩きその他をする姿を描いた作品。

外出した大槻を監視するスタッフや、同行した債務者の眼を通して飲んで、食って、へ行ったり、山へ行ったりして、一日をのんびり過ごす班長の姿が描かれる。大な借を抱え、強制労働させられているにもかかわらず余裕のあるハンチョウの姿は、読者を魅了している。

基本は一話完結大槻が様々な店を食べ歩くが、その際大槻の内面での脳内会議なども描かれる。また、側近である沼と石和も食べ歩きに同行する事がある。監視役の黒服である宮本大槻に籠絡され、一緒に食べ歩いている。

食べ歩きしないエピソードもあり、物販の仕入れのエピソードでは原作での悪役ぶりを発揮して、地下の債務者相手にどうやってさらに搾り取ろうか考えている。その時の大槻はまさに悪党であるが、疲労回復のために健康センターを訪れる話などでは食べ歩きに限らず人生を楽しんでおり、そのような大槻の姿は読者にとっても憧れものである。

一方、ミキサー導入のエピソード大晦日エピソードなど、ときどき地下生活日常を明かすエピソードも挿入されるが、そういうエピソードでは普段はやりたい放題しているように見える大槻も、やはり債務に囚われたものの一人であるという悲哀がのぞくこともある。

アニメ化

同じくカイジスピンオフ中間管理録トネガワ』が2018年7月からアニメ化されたが、その第14話に『1日外出録ハンチョウ』が挟まれ、読者視聴者にはサプライズアニメ化となった。それ以降もときどきハンチョウエピソードが差し込まれている。

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最終更新:2024/04/20(土) 07:00

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