ARMSとは、2017年6月16日に任天堂から発売された格闘スポーツゲームである。
対応ハードは「Nintendo Switch」。
ARMS DASHBOARD |
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公式ページより
ARMS | |
基本情報 | |
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ジャンル | 格闘スポーツ |
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2017年6月16日 |
価格 | 5,980円(税別) |
対象年齢 | CERO:A |
人数 | 1-4人 |
通信 | |
その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
2017年1月13日に発表された任天堂の新しい格闘スポーツゲームである。
今作の特徴はキャラクターの「腕がのびぃ〜〜るゥ!」ことで、直感操作で伸びた腕(アーム)を相手に当てて攻撃を行う格闘ゲームのようでシューティングゲームでもあるようなスタイルであること。
イメージとしては自由に動ける「パンチアウト!!」に「ウルトラハンド」のように伸びる機能が増えたと書けばわかりやすいと思われる。「Wii Sports」のボクシングにも近い操作感である。
簡単操作で攻撃、移動、ガード、ジャンプ等ができ、初心者でもすぐに遊べる。
一方で、上達するには自分の立ち回りや相手の行動を考える必要もあるためやり込みの要素もある。
ファイターごとに特性がある上にアームは切り替えることが可能で、ボクシンググローブからブーメランが飛ぶものやとにかくデカいもの、複数飛んでいくものなどがある。
また、アームを両方の腕を別々に変更することも可能でファイターとアームの組み合わせによってプレイスタイルも多彩。
Joy-Conを「いいね持ち」して直感的にプレイするだけでなく、従来のアクションゲームのような操作方法でもできる。
なお、本作のタイトルとなった『ARMS』の商標が1989年に登録されていたことが一部話題となり、「28年も構想実現にかかったゲームなのか」と騒がれたが、実際には同名の商標を89年にYAMAHAが先に登録しており、ヤマハの「スキー用具商品のための商標」として登録したものを2017年になって「おもちゃ、テレビゲーム用途」として所有する権利の一部をヤマハから任天堂に移管したというのが真相である。
この権利譲渡の際に、任天堂はARMSの商標について新たに「テレビゲームイベントの開催」や「スマートフォン用ゲームの提供」のための権利も取得しなおしている(日本国内の商標制度において、既に所有する商標でも、新しい使い道を付け加える場合は、再度商標を取得しなおす必要があるため)。
よって、構想28年というのは間違いである。
コントローラであるJoy-Conをボクシングのように構えた持ち方のことであり、SNSで「いいね!」するときの手の形に似ている。
この「いいね持ち」の名称は公式で推奨されている。
Joy-Conを前に突き出すと対応した腕でパンチする。ひねりを加えることでパンチの軌道が曲がる。両手同時に突き出せば緑のエネルギーを纏った投げが繰り出せる。
アーム同士はぶつかると、相殺または重い方に一方的に潰される。投げも同様にアーム同士で相殺が起こる。こちらは片方だけでもぶつかると両腕とも弾かれ、アームを結ぶエネルギーの鎖が断ち切られても弾かれる。
両方のJoy-Conを傾けるとその方向へ移動する。ダウンした後に起き上がる方向も傾きでコントロールできる。
両手を"ハ"の字に構えるとガードになり、Rボタンでジャンプ、Lボタンでダッシュ。
これらの行動を長めに行うとチャージ状態になり、一時的にアームが強化される。
ダッシュは空中でも可能で傾けた方向へ素早く移動でき、ダッシュボタンを押し続けることで継続してチャージを行うことができ、溜めた時間に応じてチャージが継続する時間も伸びる。
伸ばしたアームが戻るまで両腕を使うガードも投げもできない。アームがぶつかり合った時やアームが一時的に壊れた時にもそれらができず隙となってしまう。
ライフ横の▽が溜まって黄色く光っている時にZRかZLを押すと必殺技のラッシュが発動する。激しく攻撃する事で大ダメージを狙える。
発動した瞬間はショックウェーブか発生して周囲のアームを叩き落とせるが、発動中に攻撃されると不発してしまう。また、距離が離れ過ぎているとアームが戻るまでに時間がかかるので満足にラッシュできない。
ラッシュは空中からでも発動できる。
攻撃対象が複数あるときはイイね持ちなら十字ボタン、そのほかならXでターゲットを切り替えられる。
第1回 | スプリングマン | VS | リボンガール |
第2回 | ニンジャラ | VS | ミェンミェン |
第3回 | マスターマミー | VS | ツインテーラ |
第4回 | ミサンゴ | VS | ローラ・ポップ |
第5回 | キッドコブラ | VS | スプリングトロン |
第6回 | メカニッカ | VS | バイト&バーク |
第7回 | マックスブラス | VS | ドクターコイル |
第8回 | DNAマン | VS | ミェンミェン |
第9回 | スプリングマン | VS | ニンジャラ |
第10回 | マスターマミー | VS | マックスブラス |
第11回 | リボンガール | VS | ツインテーラ |
第12回 | ミェンミェン | VS | キッドコブラ |
第13回 | メカニッカ | VS | スプリングトロン |
第14回 | DNAマン | VS | ローラポップ |
第15回 | バイト&バーク | VS | ドクターコイル |
第16回 | スプリングマン | VS | ミサンゴ |
第17回 | ミェンミェン | VS | ローラポップ |
第18回 | スプリングマン | VS | スプリングトロン |
第19回 | DNAマン | VS | マックスブラス |
第20回 | ツインテーラ | VS | バイト&バーク |
第21回 | ニンジャラ | VS | キッドコブラ |
第22回 | リボンガール | VS | ミサンゴ |
第23回 | メカニッカ | VS | ミサンゴ |
第24回 | ミェンミェン | VS | スプリングトロン |
第25回 | ツインテーラ | VS | マックスブラス |
第26回 | リボンガール | VS | ニンジャラ |
第27回 | メカニッカ | VS | ドクターコイル |
第28回 | ミェンミェン | VS | ツインテーラ |
第29回 | ニンジャラ | VS | メカニッカ |
第30回 | ミェンミェン | VS | ニンジャラ |
第31回(復刻) | スプリングマン | VS | リボンガール |
本作のプレイアブルキャラクター達。現在公開されているのは以下の15人。
ファイター達が両腕に装備するもの。アームによってパンチした時の挙動やパワー、属性が異なる。全てのARMを全てのファイターが装備できる。
アームは試合前に3種類選択し、各ラウンドの前に両腕にそれぞれ何を装備するかを決定する。
属性とはチャージ状態で発揮するアームの能力で、火属性なら相手を火ダルマにして強制ダウンをさせたり、電気属性で腕を一瞬痺れさせて使えなくし、氷属性で凍えさせて動きを悪くさせ、ショック属性は相手を怯ませて隙を作り、風属性は吹っ飛ばし、ボム属性は爆炎の追加ダメージがあるが自爆のリスクがあり、ブラインド属性は相手の画面を見え辛くする効果がある。
各ファイターの標準アーム以外のアームは「アームゲッター」というアトラクションで入手できる。既に持っているアームが手に入った場合は威力があがるようだ。
アーム名 | 備考 |
---|---|
プレッシャー | 極々シンプルなグローブ。属性は無いがチャージで大きくなり、カーブに優れる。 |
バルーナー | 直進性能に優れた無属性のグローブ。チャージで膨らむ。 |
トースター | 火属性のシンプルなグローブ |
スパーキー | 電気属性のシンプルなグローブ |
フリーザー | 氷属性のシンプルなグローブ |
ビッグパンチ | デカい遅い重いの重量級アーム。属性は無いがチャージでより巨大化する。 |
メガボルト | ビッグパンチと同じ形のアーム。巨大化の代わりに電気属性を得た。 |
サラマンダー | パンチがしなって薙ぎ払うムチの火属性アーム。 |
オロチ | パンチがしなって薙ぎ払うムチの風属性アーム。 |
リボルバー | 三発の小さなパンチを連続で発射する。電気属性。 |
オートカノン | 三発の小さなパンチを連続で発射する。火属性。 |
トライデント | 横に三発並んで飛ばす素早いアーム。ショック属性で吹っ飛ばす。 |
トリプルボム | 横に三発並んで飛ばす素早いアーム。ボム属性。 |
バーチカル | 縦に三発並んで飛ばす対空型アーム。火属性。 |
ポップスター | クラッカーのようなアーム。比較的広範囲を攻撃する祝砲。風属性。 |
ギャラクシー | 炎をまとったクラッカー。おめでとう、燃えろ。 |
ブーメラン | パンチからブーメランが飛び出すアーム。ブーメランは円を描いて戻ってくる。風属性。 |
アイスエッジ | 扇風機。氷属性のブーメラン。 |
チャクラム | ブーメランより鋭い弧を描いて飛ぶチャクラムを飛ばすアーム。ショック属性。 |
ホットリング | 火属性のチャクラム。ミェンミェンに似合う渦模様がプリントされている。 |
フェニックス | ブーメランのようにパンチしたアームから鳥が上空へ弧を描いて飛ぶ。火属性。 |
サンダーバード | ブーメランのようにパンチしたアームから鳥が上空へ弧を描いて飛ぶ。電気属性。 |
ロックオン | 自動追尾するミサイルのようなアームで、チャージすれば爆発属性でバクハツ。 |
チェイサー | 電気属性版ロックオン。元々は競技用ではないらしい。 |
ドラゴン | 龍の口を模したグリルマシン。直接は殴らず発射するまで間があるが強力なレーザーで焼き上げる。 |
レイドラ | れいとうビームを射出するドラゴン。 |
ヘビィハンマー | 直線ではなく上から振り下ろされる青と緑のピコピコハンマー。 |
ゲルゲル | ゲル状のアームで地面を跳ねて進む。ブラインド属性を持ち、相手の画面をゲルで一時的に塞ぐ。 |
ファランクス | ゆっくり進む盾になるアーム。何発も防ぐ頑強な盾だけでなく、追加でパンチすると加速させて攻撃に利用することもできる。 |
パラソル | 攻撃中に開く傘型アーム。軽量アームの攻撃を防ぐことが出来る。 |
エクスブロー | 誘導性能を外した爆破属性のグローブ。 |
ロースター | 誘導性能を外し性能を向上させた炎属性のグローブ。紫の炎が印象的。 |
ニトロハンマー | 爆破属性を持った赤と黒のハンマー。ビル解体に使われていたらしい。 |
ヌンチャク | 棍を回転させながら殴る独特なアーム。空中では挙動が変化する。ショック属性。 |
ジョーカー | 縦に三発並んで飛ばす対空型アーム。ブラインド属性を持ち、相手の画面をコブッシーの顔で塞ぐ。 |
キックバック | 盾型のアーム。相手の攻撃を跳ね返すという特殊な特徴を持つ。 |
スコルピオ | サソリ型アーム。発射するとサソリのようなアームが相手に向かって攻撃を行う。 |
イルイル | ゲルゲルの毒属性版アーム。紫のモヤっとボール。 |
スカリー | 直線に進むアーム。スピードが速いので反撃に使いやすい。 |
ハンドロック | ヘッドロック型アーム。あのヘッドロックがアームとして使えるようになった。 |
パラライザ | 攻撃中に開く傘型アーム。パラソルとは属性及び射出速度が異なる。 |
ヒュンチャク | 氷属性版のヌンチャク。ただし、ヌンチャクとは挙動が逆になっている。 |
ARMS発表当初は体験会にはクラッカーという名前でポップスターに似た形状の風属性のアームが存在した。トースターがファイアパンチ、トライデントもトリプルであったりと一部の名称が変わっており属性も同じなのでデザインが変わっただけで同一のものである可能性が高い。
また、公式サイトにアップされたARM図鑑ではサラマンダーが黒地に赤のラインのカラーリングになったが"Nintendo Direct 2017.4.13"以降では赤地に白のラインに戻っている。
通常は基本カラーのみで同キャラマッチの場合のみ2Pカラーが自動で選択されるが、隠しコマンドでファイターのカラーを任意で変更できる。
ファイター選択時に左スティック押し込みながら上下左右に倒したまま決定すると、方向に対応したカラーになる。
上:1Pカラー、右:2Pカラー、下:3Pカラー、左:4Pカラー。
Ver.3.2で追加されたやり込み要素。特定の条件をクリアすることで貰え、対戦相手に見せるバッジを1つセットすることができる。貰えるバッジはデザインが固有のものとランダムのものがある。
Ver.5.1にて追加された要素。グランプリモードのエンド絵やTwitterに投稿された一部の絵などが閲覧できる。
Ver.5.3にて追加された要素。今まで公式ページでしか閲覧できなかったランクマッチの最新ランキングやお役立ちムービーなどを閲覧できる。大会映像やファイターごとのテクニック集もあるので、ある程度操作に慣れてきた時やランクが上がらなくなった時などに見ておくといいかもしれない。
外部出演として、スマブラSPには当初からスプリングマンがアシストフィギュアとしてゲスト出演している。軽快なフットワークとのびーるパンチで支援攻撃をしてくれる。
また、Miiファイターの衣装としてリボンガールの衣装もある。
そして、前述のとおりDLC追加ファイター第6弾としてミェンミェンがプレイアブルキャラクターとして参戦。ミェンミェンが選ばれたのは、『ARMSのキャラクターは全員主役』という前提があったのと、原作プロデューサーのイチオシだったのがあるらしい。スマブラSPの新キャラは人型の女性が少ない、ドラゴンからビームが出せる、キックで近距離戦もこなせる、という点も追い風だったのかもしれない。
尤も、「全員主役」が明かされるまではARMS公式及びスマブラSP公式もスプリングマンが主人公であるかのような扱いだったが…。
さらに、ミェンミェンの配信にあわせて、新しいMiiファイター衣装としてニンジャラの衣装も販売される。
余談だが、スマブラの桜井ディレクターが「ARMSのキャラクターは腕が伸びるわけですが、あれはミュータント能力なのかそれともサイボーグかなにかなのか?」と疑問を原作サイドにぶつけたところ、「あの世界では時々腕が伸びるARMS能力者が誕生し、彼らが試合を行っている」という返答が返ってきたらしい。
また、ミェンミェンの参戦動画では、彼女が普通の腕をしているシーンがあるため、どうもARMS能力者たちは伸びる腕と普通の腕を切り替えられるようだ。
この記事は第470回の今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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