DRAGONBALL EVOLUTION 単語

30件

ドラゴンボールエヴォリューション

2.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

完全に実写だ、これ。

概要

DRAGONBALL EVOLUTION』とは、2009年開されたアメリカ合衆国映画である。

鳥山明原作漫画ドラゴンボール』の実写化映画である。

配給20世紀フォックス
監督ジェームズウォン
製作チャウ・シンチー

日本では2009年3月13日から開された。
テーマソング浜崎あゆみの『Rule』。

同名のゲームも発売されている。
ゲーム版については、DRAGONBALL EVOLUTION(ゲーム)を参照。

ちなみに、3部作構想があったようで、映画終盤が続くような演出だったが、2015年現在でも偽詳細不明である。

原作者・鳥山明氏のコメント

映画の日本版予告編の冒頭には、原作者の鳥山明氏の次のようなコメントが入っている。

脚本やキャラクター造りは原作者としては
え?」って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、
スタッフなど、現場は優秀な人達ばかりです。
ボクファンの皆さんは別次元の『新ドラゴンボール
として鑑賞するのが正解かもしれません。
もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれません。
おおいに期待しています!!

原作者 鳥山

ということですので、みなさんも別の物として楽しみましょう。

もしかしたら、大傑作になってるかもしれませんよ!

ちなみに上記のコメントコピペ変としても汎用性が高く、漫画実写化されるたびに『新ドラゴンボール』『原作者 鳥山 明』の部分を変したコピペが時折投稿される。

ドラゴンボールではない

この作品に関連した動画には、「ドラゴンボールではない」というタグがつけられることがある。

原作とは似て非なるものを表す際に「~のようなもの」あるいは「~のような何か」という表現がよく用いられるが、「~ではない」とここまではっきりと原典との関連性を否定しきったタグが、作品そのものを表すタグとして機した例は他にない。

なお、アニメ銀魂』第119話関連の動画には、このようなタグはつけられてはいないため、もしかしたらあっちの方が原作をよく理解しているのかもしれない。

日本コンテンツハリウッド映画化では1998年GODZILLAのように、「原作リメイクとしては最悪だが、単体の映画としては良作」という例もいくつか見受けられる。しかし本作は、単体の映画としても非常に見事なクソ映画 稚拙な仕上がりになっている。しかし、制作費だけはしっかり掛かっているのでタチが悪い。

なお、のちに原作者・鳥山明自身は『ドラゴンボールZ 神と神』のインタビューで、

ハリウッド映画実写版ドラゴンボールのとき、脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、さらにありきたりの面いとは思えない内容だったので、注意をしたり、変更案を提示したりしたにもかかわらず、向こうは妙な自信があるようであまり聞き入れてもらえませんでした。
結局できあがったのは、案の定な出来のドラゴンボールともいえないような映画でした。[1]

っているため、公式的に「ドラゴンボールではない」ことが認められたといっても過言ではない。
ただし、この経験が、鳥山明が『ドラゴンボールZ 神と神』に積極的に関わるきっかけだったのでは?というもある。少なくとも実写への対抗意識はあったようだ。

鳥山は『神と神』のパンレットでも本作を皮るような(というかっ向から全面否定するような)発言をしているが、鳥山がこのように露に何かを批判すること自体もしいことである。

チャウ・シンチーとドラゴンボール

製作」としてクレジットされているチャウ・シンチーは、発言などから実際にはあまり関われておらず、本作に不満があるのでは…と言われている。

のちに彼は『西遊記~はじまりのはじまり~』(2014年開)という、ドラゴンボールと同じく『西遊記』をモチーフとした映画監督を手掛けているが、この作品はドラゴンボールからもを受けていることを明言している。

この『西遊記~はじまりのはじまり~』には、鳥山明は異例の長文で絶賛のコメントを寄せており、応援イラストも描き下ろしている。

脚本家の謝罪

2016年には、この映画脚本家ドラゴンボールファンらに謝罪する、というしい出来事も起きた。

きっかけは、ドラゴンボールに関する仕事を多く手掛けてきたとあるライターが「アメリカにおけるドラゴンボール」を題材にした書籍の執筆を計画し、その本の一節とするために脚本家に連絡を取ってインタビューしたこと。

そのインタビューに際して、脚本家は自らの失敗を認め、なぜ上手くいかなかったのかの自己分析や反省も述べた上で、ドラゴンボールファンたちに向けて謝罪した。

その謝罪の原文はインタビュアーであるそのライター運営するドラゴンボールファンサイトに掲載されている。[2]また、日本語訳もニュースサイトギズモード・ジャパン」に掲載されている。[3]興味がある人は一読されたい。

キャスト

関連動画

関連商品

関連項目

脚注

  1. *朝日新聞デジタル:新作映画「原作者の意地」 鳥山明さん独占インタビュー - カルチャーexit
  2. *The Writer of Dragonball Evolution Offers a Sincere Apology to Fansexit
  3. *映画「ドラゴンボール・エボリューション」の脚本家がファンに謝罪 : ギズモード・ジャパンexit
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/24(水) 17:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/24(水) 17:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP