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DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠とは、テクモより発売されたゲームソフトである。
2007年10月11日発売。対応ハードはニンテンドーDS。本作はDSサスペンスシリーズの第1作目にあたり、翌年の2008年には「DS山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル」、それから本作の続編となる「DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」が発売されている。
タイトルのとおり、本作は推理作家・西村京太郎本人が監修している。また長編にもストーリーテラーである「京太郎くん」がテレビCMのように登場する。
本作には3つの章からなる長編「殺意の罠」と、全50問で構成される短編「West Village」(直訳すると「西村」…つまりはそういうことである)が収録されている。短編「West Village」は長編を進めたり問題を解き進めたりすることで新しい問題が追加される。さらには問題を解き進めることで、推理力評価が上がる。
父・賢新の死をきっかけに海外へ放浪の旅に出ていた新一新だが、ついに父親の仕事だった探偵業を継ぐことを決意し日本に帰国する。まず手始めに賢新の優秀な助手を務めていた京明日香を連れ戻そうと、彼女の職場である京都の老舗旅館を訪れる。
明日香との再会を果たした一新だったが、何の連絡もなく日本を飛び出した挙句のうのうと日本に帰国してきたことを明日香にブチ切れられる。返す言葉もなく説教を受け続ける一新だが、そんな彼らのもとに仲居・小栗慶子が血相を変えて飛び込んでくる。
「お、女将さんが…し、死んでいます!!…」
茶室で起きた殺人事件。にじり口や貴人畳といった茶道の知識を交えながら、殺人事件の犯人を解き明かしていく。
京都での殺人事件を無事解決し、新幹線で東京まで戻る一新と明日香。しかし乗っていた新幹線に爆破予告が仕掛けられていたとのことで、急遽熱海駅で降ろされる。車中で見かけた不審な男性を追うべくあたりを探す一新一行だが、その様子を逆に警察に咎められ、新幹線爆破予告の被疑者として連行されてしまう。
元刑事の県誠之助の尽力もあり釈放された一新たちは、不審な男性の住む都内のマンションを訪れるも、そこで見つけたのは1人の女性の死体だった…。果たして女性と不審な男性との関係は?そして爆破予告との繋がりは?
一新たちの事務所に大企業・クガヤマ科学の社長秘書である野際聖が依頼に訪れる。その依頼内容は「新賢新を殺害した疑いで裁判中の大須賀正志の無罪を証明して欲しい」というもの。遺族を逆なでするような依頼に憤慨する一新たちだったが、半ば脅迫・連行されるような形で絶海の孤島に連れてこられる。そこで見かけたものは、3年前に父・賢新が殺されたビルを事件発生当時の状態で再現した等身大レプリカだった。
父親の死を解明すべくしぶしぶ依頼を受ける一新たち。しかしビルでは賢新が殺されたのとほぼ同じ状況で新たな殺人事件が発生する。県が刑事をやめたきっかけ、賢新の死の謎、そして新たに起きた殺人事件…様々な謎が複雑に絡み合う、本作のラストに相応しい集大成。
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最終更新:2024/04/23(火) 20:00
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