DreamCupとは、有志開発によるネットワーク対戦型の3Dサッカーゲームである。完全無料、Windows専用。
モチーフになったのはDingo社が開発中だったOnlineStriker(以下OS)で、2003年頃にjiji氏により開発が始まる。当初は、OSがサービスインするまでの繋ぎとして開発されていたがOSが事実上開発凍結となり現在に至る。
DreamCup(以下DC)の最大のセールスポイントは、ネットを介しての対人戦が基本であることだ。といっても二人対戦ではなくGKを含めたピッチ上の選手全員が人間操作なのである。プレイヤー視点も特徴的でTPS(後方型3人称視点)の画面構成は従来の俯瞰型のサッカーゲームとは一線を画している。操作面では、360°方向へのパスが可能であり、上下左右にカーブをかけることができるのでキックに関する自由度は非常に高い。オフサイドやイエローカード2枚で退場など、基本的なサッカールールは網羅されている。
クラン機能もありチームを結成しクラン戦をすることもできる。フォーメーション盤を使ったリアルタイムの作戦会議なども可能である。またプレイヤーのパス成功率、ドリブル成功率、決定力などの個人統計も蓄積されていて自由に閲覧できるほか、試合のプレビュー再生機能も備えている。リーグ戦やカップ戦、オールスター大会も定期的に行われている。
完成度は個人制作のゲームであることを抜きにしても非常に高く、開発から6年経過した今もサービス中であること考えれば麻薬とも評されるDCのゲーム性、中毒性は人によっては危険とさえいえる。
ネットコードとサーバーの帯域限界、安定性の関係で変則的な9人vs9人(18人戦)が基本である。有志が建てたサーバーの設定によっては22人戦も可能であるが公式にはサポートしていない。
FPS、TPSゲームの操作感を踏襲しているので、馴れるまでは相当の練習が必要である。特にキープ(ドリブル)は難しく、初心者にとっては最大の鬼門になっている。
知名度が低いため、緩やかであるがプレイ人口が年々減少傾向にあり、プレイ人口の拡大がここ数年の課題である。
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最終更新:2024/04/25(木) 07:00
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