Huluとは (フールーとは) [単語記事]

語源は中国語で「ひょうたん」を意味する。間違っても「ふぅ・・・」ではない。

概要

アメリカ合衆国の3大テレビ局であるABC、NBC、FOXの番組や、映画作品の配信を行っている。あとアニメもけっこう見れる。例として『24 -TWENTY FOUR-』『プリズンブレイク』『HEROES』『CSI』シリーズなどがある。

日本版では割と初期のころからテレビ東京が参入しており、期間によって差はあるものの、アニメ『ポケットモンスター』シリーズや『勇者ヨシヒコと魔王の城』、『ゴッドタン』、『孤独のグルメ』、『咲-saki-』、『モテキ』、『鈴木先生』などを見ることができる。また2013年ごろからTBS オンデマンドやNHKとも提携し『ケイゾク』、『タイムスクープハンター』などの一部の作品をHuluで見ることができる。

それ以外にも、ニコニコで人気の『TopGear』やナショナルジオグラフィックチャンネル、特撮など、サイトの守備範囲は非常に広いが、そうはいっても元が海外のサービスなので、海外作品はほとんど字幕のみで、日本語吹き替えの作品はほぼ皆無といってよい。

ちなみに、他のIP TV サービスと同じくIPアドレスによる接続制限がかかっており、日本版Huluを海外から視聴することはできず、逆にアメリカ版Huluを日本から視聴することもできない。

歴史

本家 Hulu

2007年にNBCユニバーサルとニューズ・コーポレーション(現・21世紀フォックス)が新しいオンラインビデオベンチャーを発表。2008年にサービス開始。

2011年 8月に日本への進出を発表^[1]。公式サイトには、月額制でコンテンツの提供を行うことが明記されている。

2019年に本家 Hulu は、事実上ディズニーの完全子会社となる。

2020年末に、ディズニーは「Disney+」の新しいブランド「STAR」として、新しいストリーミングサービスを国際的に展開する（日本も含まれ2021年後期を予定している）と発表。

2021年以降から、Huluオリジナルコンテンツ作品が順次に「STAR」へ移行する予定であり、Hulu の将来「STAR」に飲み込まれるシナリオとなっている。（本家 Hulu は Disney+ の加入者の半分以下の規模である）

Hulu.jp (happyon.jp)

2011年 8月31日に日本でのサービスを開始。月額1,480円 (税込・最初の1ヶ月は無料)で海外映画の視聴が可能となった。2012年 4月12日、日本向けサービスの料金が月額980円 (税込・最初の14日間は無料)に、2014年 4月1日には消費税増税に伴い、月額933円 (税抜・最初の14日間は無料)に改定されている。

2014年 2月28日、日本テレビがHuluの日本事業を承継。他局のコンテンツも従来通り配信継続する予定。これにより日テレオンデマンドのコンテンツが増加し、放送中のドラマの見逃し配信も見られるようになった。また2014年 9月末までの期間限定だが、日テレの『HUNTER×HUNTER』も配信。今のところ、あのゴンさんが月額見放題である。

2015年 5月29日、フジテレビと動画配信サービスとの相互コンテンツ調達・提供を発表。これにより在京6局のテレビコンテンツが視聴できるようになった。

2017年から「hulu.jp」から「happyon.jp」というドメインにページが転送され、そこで本サービスが機能していた。そのことからネット上では「はっぴょん(happyon)」と揶揄として呼ばれ定着しつつあったと思いきや、2019年には告知なくしれっと「happyon.jp」から「hulu.jp」へと戻った^[1]。

2018年後期に登録者数が200万人を突破。

2019年にはジャニーズ事務所の所属タレント出演の日テレ番組の一部が配信開始。

2020年 6月に都度課金制コンテンツ「Huluストア」が開設。

2021年 3月に対応機種および対象作品のみ 4K UHD 画質に対応した。

料金

※2021年現在。日本版のみ。

プラン	有料会員
月額料金	1,026円 (税込み)
視聴可能な画質	HD 画質 (1080p) 4KUHD 画質 (2160p) ※対応機器および対象作品のみ
同時視聴台数	1台まで