JA〜女子によるアグリカルチャー〜とは (ジェイエージョシニヨルアグリカルチャーとは) [単語記事]

JA〜女子によるアグリカルチャー〜とは、ヤングエース、4コマnanoエースで連載されていた鳴見なる＋唐花見コウによる共作漫画である。2011年 10月頃から唐花見コウは協力と前置きされている（協力共著）。全8巻。

概要

ヤングエース 2011年 5月号より2014年 6月号まで連載された。唐花見コウの出身地である長野県上水内郡小川村（長野市の真西の位置にある）を舞台にした農業漫画。（鳴見なるは東京都出身。）4コマnanoエースにおいても2011年Vol.2号より連載開始した。2011年に小川村から公認漫画として認証され、式典が行われている。

父親の再婚で東京から長野県に引っ越してきたひなげしが3人の姉妹と新しい母親がいる野沢家で農業や田舎生活を過ごす姿を描いた漫画である。長野市のとなりなので長野市に遊びにいったことも描かれている。

同じ世界観の作品として『渡くんの✕✕が崩壊寸前』が2014年 9月号より鳴見なる単独著でヤングエースにおいて連載開始している。8月号においてはJAの番外編としてコラボレーション漫画が掲載された。

登場人物

野沢ひなげし: 主人公。小学校6年生。天真爛漫な女の子で人懐っこく怖い話が大好き。父親とともに小川村にやってきた。虫や泥は平気で、新しい母親や姉妹と一緒に農業に取り組んでいく。父親が再婚するまでは一人っ子で野沢家では3女にあたる。
野沢社（のざわ　やしろ）: 野沢家の長女で中学3年生。スタイルがよく大人びているが寡黙。農作業が大好きで学校では農耕部に所属しており、近所の人の農作業を手伝ったりするほど。
野沢繭（のざわまゆ）: 野沢家の次女で中学2年生。父母が農作業で忙しいため、家の家事を一手に引き受けている。世話好きである一方虫が大の苦手で、農作業の際は完全防備であたる。
野沢りんご: 野沢家の四女で小学校 1年生。成績優秀、オタク知識やパソコンの知識に優れているが自身のパソコンでインターネットをしているためだと思われる。
野沢美也子（のざわ　みやこ）: ひなげしにとっては継母。36歳。昼間は父親と農作業に精をだしている。酒好き。
野沢孝之（のざわ　たかゆき）: ひなげしの父親。34歳。断り切れないほど優しい性格。
青山妃（あおやまきさき）: ひなげしが東京に住んでいたときのお隣さんの女子中学生。周りに溶け込めず、ひなげしとの付き合いが唯一の居場所だった。長野への修学旅行を抜けだして小川村にやってくる。
大日方黒姫（おおひなた　くろひめ）: 小川村の名家の令嬢。社とは同級生で農耕部部長を務めている。