No.91 サンダー・スパーク・ドラゴンとは、漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
アストラルの記憶のピース、ナンバーズの1つ。ランク4のモンスター・エクシーズで、攻撃力2400、召喚にレベル4モンスター×5を要求し、オーバーレイ・ユニットを3つ使うことで相手フィールドのモンスターを、5つ使うことで相手フィールドのカードを全て、それぞれ破壊する効果を持っている。
サンダー・スパークが所有しており、VS遊馬戦で登場。
「OKaサンダー」、「OToサンダー」、「ONeサンダー」、「ONiサンダー」、「OToNaRiサンダー」をオーバーレイ・ユニットにエクシーズ召喚された。
効果でオーバーレイ・ユニットを3つ使い、遊馬のモンスターを破壊してダイレクトアタックを決めた。その後、「スピリット変換装置」でオーバーレイ・ユニットを復活させ再び効果を使用することを狙う。
「光の護封剣」で攻撃を封じられる中、「No.39 希望皇ホープ」の攻撃を受けるが、「ドラゴン・ブースター」で攻撃力をあげ、返り討ちにしようとした。しかし、「攻撃の無効化」でホープの攻撃が無効となり、破壊はできなかった。「No.50 ブラック・コーン号」の効果も「これで許して」で回避。
その後、オーバーレイ・ユニットを5つまでためて効果を発動。「No.50 ブラック・コーン号」を破壊(また、チェーンして遊馬が発動した2枚の罠も一応ルール上は破壊している)したが、「一筋の希望」で「No.39 希望皇ホープ」の破壊に失敗、さらに「墓地墓地の恨み」でこのカードの攻撃力を0にされてしまう。
最終的に、「死者蘇生」で復活したブラック・コーン号の攻撃で破壊された。
その後、遊馬が使用することはなかったが、遊馬とアストラルのラストデュエルでアストラルが使用。
「ランクゲイザー」 によって、「No.50 ブラック・コーン号」、「No.22 不乱健」、「No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車」を素材として特殊召喚された。しかし、直後に攻撃力5000の「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」の攻撃を受ける。アストラルは「スピリット・エクシーズ・スパーク」によってこのカードの攻撃力を倍の4800にしたが、そのまま戦闘破壊された。
素材を5つ取り除いた時の効果名は「サンダー・スパークボルト」。
フィールドをすべて埋める、5体の素材を要求する超重量級モンスター。アニメ・漫画初である。
そのままOCGに登場した場合、普通のデッキではとても出せないが、「血の代償」+ガジェット(代償ガジェット)なら1ショットキルを決めるために予め相手フィールドのカードを除去しておく使い方ができる(ガジェットを5枚も消費してしまうため、「ダイガスタ・エメラル」などでガジェットをデッキに戻さないと後続のエクシーズモンスターが続かなくなるが)。
後の2014年に「血の代償」が禁止カードとなったが、代わりにレベル4モンスターなどの一度に大勢呼び出せるペンデュラム召喚が確立されたほか、原作版のこのカードをより強烈にした効果と縛りを持つロンゴミアントの登場などがあったため、この改変は乱発防止という意味では有効だったようである。
「Vジャンプ 2012年7月号」の応募者全員サービス、「V JUMP EDITION 7」でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
※「Vジャンプ 2012年7月号」26ページによる
ランク4/光属性/ドラゴン族/ATK 2400/DEF 2000
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードのエクシーズ素材を3つ取り除く事で、
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
●このカードのエクシーズ素材を5つ取り除く事で、相手フィールド上のカードを全て破壊する。
素材の必要数は3体になった。また、ナンバーズ共通の耐性が削除されたほか、素材3つの効果は自分のモンスターも巻き込み、表側表示しか破壊できないようになった。
素材は3体なので、漫画版よりは出しやすい。素材3体がメリットとなる光天使で使うこともできる。
3つの効果は全体除去だが、自分のモンスターも巻き込む上に効果も1度しか使用できないので、使用するタイミングには注意。同じ条件で出せ、除去効果を持つ「ヴェルズ・ウロボロス」や「ヴァイロン・ディシグマ」と比べた場合、向こうは破壊以外の手段をとるため対策されにくい点や、攻撃力が上回っている。
こちらはより多くの除去が必要な場面で呼び出したい。
5つの効果は相手のカードをすべて除去という強力な効果。しかし、要求する素材が3つなので、何らかの手段で素材を増やさない限り、この効果は使用できない。
どうしても使用したければ「オーバーレイ・リジェネレート」や「エクシーズ・ユニット」で素材を増やすことになるが、そこまでするくらいなら他の除去カードを採用したほうが手っ取り早いため、基本的にこの効果は気にしないほうがいい。
同パックに収録されているカードでデッキを組んだ場合は「スピリット変換装置」があるため、比較的楽に使用することができるが、同時に次のエクシーズ召喚も容易なので、フィールドと相談することになる。
が、サーチ手段が乏しい雷族ゆえ「強欲で謙虚な壺」「サンダー・シーホース」など使ったターンは特殊召喚出来ないカードを使うことになるので、おのずとエクシーズ素材にするしかやることが無いという・・・。
とにかく専用デッキ構築は必須。
素材5つのままでOCG化されれば、素材要求数が最高のエクシーズモンスターとなったが、残念なのか嬉しいのか、素材の要求数は3体となった。今のところ、「○体以上」を除けば、素材要求数の最高は4体。もっとも、それらはCXやCNo.であり、通常のエクシーズ召喚を狙うことはほとんどないが。
自身のエクシーズ召喚に必要な素材より多くの素材を要求する効果を持つエクシーズモンスターは、このカードが初。
このカードよりも後に登場したエクシーズモンスターには、素材の数を「○体以上」とする指定が存在する。このカードも同じような措置が取られていれば、素材5つの効果も自力で発動できただけに、残念である。
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最終更新:2024/04/19(金) 10:00
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