OF-1とは (ダイダロスとは) [単語記事]

OF-1"DAEDA LUS"/ダイダロスとは、R-TYPE シリーズ及びイメージファイトシリーズ登場機体である。

[ 軌道戦闘機 ]
サイバーコネクターを搭載した初の大気圏離脱・突入能力をもった機体。

スピード変更時の姿勢制御の安定化のために機体を変形する機能を持つ。また、変形時の余剰エネルギーを機体後部に放出するが、このエネルギー炎にも攻撃性が確認されており、熟練パイロットの中には、この炎を敵への攻撃に使用する者もいたと記録には残っている。

機体解説

OF-1

No.	49
名称	DAEDA LUS ダイダロス
波動砲	スタンダード波動砲試作型
フォース	OF・フォース ●赤：ドリルレーザー ●青：Vバルカン ●黄：サイドレーザー

R's MUSEUM

「イメージファイト」の主役機体である人類初の軌道戦闘機。

2048年に起こったムーンベースのマザーコンピューター「MARI KO/マリコ」の暴走事件「ルナティックウォー」に対応すべく建造された。様々な状況に対応できるよう本体は2連装バルカンのみ搭載されており、それとは別に9種類のオプションパーツと攻撃支援ユニット「ポッド」が用意されている。機体の特徴としては速度に応じた可変機構を有する点と、速度変化時に生じるバックファイアを攻撃に使用できるという点である。
なお、設定上は本機の派生型が開発されており、無重力空間仕様のタイプZ、高重力圏仕様のタイプG、索敵・電子戦仕様のタイプEが存在する。
また、続編の「イメージファイト II」にも前座主役として登場している。

「R-TYPE FINAL」に於いてはTX-T"エクリプス"の実験データを元に建造された軌道戦闘機という位置付けになっているが、先の事件記録が残っているのかオプションパーツならびにオリジナル機体のポッドユニットも再現されている。対バイド戦に対応するべく本体にも手が加えられており、試作型の波動砲のほかミサイルも搭載可能となっている。また、オリジナル機体がそうであった様にバックファイアを攻撃に使用可能である。
但し、オリジナル機体では3基まで装備可能だったポッドは2基までとなっているほか、異なるポッドを同時に装備する事は出来ない。

「R-TYPE TACTICS」にも登場しており、編隊を組まない代わりにレッド・ポッドを2基追従させている。
出撃に3HEXも必要とする事や、チャージ武器の威力と所要時間の割が合わないなどの理由から、「大笑（ダイワロス）」とネタにされる事もしばしばある。しかし、その大きさを生かして亜空間突入させた後に、進入不可地形へ一部をめり込ませて「壁」として運用させ、敵を右往左往させた所を一網打尽にする「亜空間拘束」戦法というえげつない戦い方も可能である。
また、R-TYPE TACTICS IIでは出撃時に艦載可能となっているので、使い方次第で「ダイダロス」にも「ダイワロス」にもなるとされている。

なお、「ダイダロス」とはギリシャ神話「イカロスの翼」に登場する職人であり、イカロスの父親でもある。
集めた鳥の羽根を蝋で固めた人工翼で空を飛んだというエピソードはあまりに有名である。
イカロス自身は歌にもなっているので、一度は小学校で歌った事があるのではなかろうか。
OFシリーズには伝統的に神話や伝承にまつわる「天（そら）を舞う者」の名が与えられている。

ちなみに「OF」とは「ORBITAL FIGHTER（オービタル・ファイター）」の頭文字を取ったものと言われており、
ズバリ「軌道戦闘機」の意である。

武装

OF・フォース
OF機体専用に開発されたフォースで、バイド体を用いた従来のものとは大きく異なる特徴を持っている。
ただ、異常なまでに強化された耐久性と、バイドエネルギーを蓄積するドースシステムを搭載している事から、シャドウ・フォースに使用された人工結晶体の技術が応用されているのではなかろうか。
ちなみに、初期状態ではPOWボックスの姿そのものとなっている。
ドリルレーザー
 水平方向に貫通力の高いレーザーを2本発射する。
キウイ・ベリーのレーザーがドリルレーザーではないのは、だいたいこいつのせい。
Vバルカン
上下ナナメ45度方向にバルカン弾を連射する。1発の威力は低いが速射性が高い。
サイドレーザー
上下方向にレーザーを発射する。地を這う訳でもなく攻撃範囲も狭い為活躍できる場は限られている。
レッド・ポッド
OF機体向けに用意された攻撃支援ユニット。
本体と同型のバルカンを搭載しており同等の攻撃性能を備えている。このポッドの特徴としては16方向に射出角度を調節可能となっており、360度攻撃が可能となっている点である。
このポッドに限らず、フォース射出と共に体当たり攻撃を行う「ポッドシュート」が可能である。
ブルー・ポッド
こちらもOF機体向けに用意された攻撃支援ユニット。
レッド・ポッドとの違いは射出方向の調節が出来ず、水平方向に固定されている点。
前方火力を重視したい場合はこちらがお奨めである。

"R"との関連性

R正史に記録されていない事件であるルナティックウォーであるが、MARI KOに取り付いたとされる植物型エイリアンには、機械を侵食・支配する特徴を持っていることが判明している。
また、続編に於いてはパイロットの精神に干渉できるという特徴もある事から、実は植物型エイリアンとはバイドではないかとも言われている。