Radio Ladyとは (レディオレディとは) [単語記事]

Radio Ladyとは、web 漫画サイト「ぽにマガ」にて連載されている漫画作品である。

概要

ラジオの放送作家を目指す女子大生と、新人女子高生声優の2人がパーソナリティとなって送るラジオ番組をメインに、そのスタッフらと伴に繰り広げるドタバタ劇を描いたコメディ漫画。4コマ連作方式で進められている。
作者がアニメ版あいうら放送と並行して行われていたラジオ番組「あいうらじお」での出演経験を基に執筆したもので、同番組の構成作家であったちゃんこ（小林洋平）氏の協力のもとで制作されている。

なお、ぽにマガ内では劇中のラジオ番組「中条朋絵のごきげんいかがですか？」へのお便りと称して読者からのお題を募集している。こっちでも大喜利やるんですか

登場人物

伊野環（いのたまき）: 「伊野環です作家です　よろしくおねがいします！」
ラジオ番組『朋絵と環のごきげん☆ラジオ』（旧番組名『中条朋絵のごきげんいかがですか？』）のアシスタントパーソナリティ。
就活も将来設計も何もしてないニート予備軍の女子大生（後に大学は辞める）。21歳。
初めて聴いたラジオ番組の面白さにドハマりし、放送作家を目指そうと唐突に思い至り、文明放送を訪れた。その結果、星プロデューサーにスカウトされ、何故かパーソナリティをやらされる羽目になる。
本人は喋るのは苦手と言うが、実際には天性の喋り屋で、良くも悪くも遠慮なくガンガン喋る。また、声質が特殊で面白い声と言われる。
成人しているとは思えないほどの幼児体型で小学生とよく間違えられるが、性格面も非常に子供っぽく、気の向くままに自由すぎる行動をとる。本人は過去の失恋のトラウマにより小学生扱いされることを激しく嫌っている。
中条朋絵（なかじょうともえ）: 「ポテトーポテトーポテトーポテトー・・・・・・」
「朋絵と環のごきげん☆ラジオ」のメインパーソナリティ。新人声優の女子高生。16歳。
ゴキブリの触覚のような細長いツインテールが特徴。小動物のような大人しい性格をしている。
緊張しやすい性格でそれ故に番組の聴取率も芳しくなかった（浦田曰く「クソつまらなかった」）が、環が参入したことでそのハイテンションさに気圧されつつも、次第に力がいい具合に抜けてきて笑うことも増えてきた。笑うと「くひゅひゅひゅ」と変わった声を出す。
また、年の割に巨乳（Fカップ）。環からはその笑い声や胸ネタを利用され、今ではすっかり弄られ役となっている。場合によっては周りの大人たちまで乗っかることも。
初対面の人と顔を合わせる前には先述した謎の呪文（？）を唱えて心を落ち着かせている。
ごっつぁん: 「いや　弟子にしないよ！？」
放送作家。本名は後藤で、苗字を捩った通称で呼ばれている。28歳。
星プロデューサーに押し付けられ、環の面倒を見る羽目になる。作家志望の環からは弟子にしてくれとせがまれており、「パーソナリティとして番組の人気を得たら弟子にする」という約束をしぶしぶ取り付ける。
縦にも横にも大きいふくよかな体型が特徴。体重は約150kgとのこと。明らかにちゃんこ氏がモデルとなっている。
星つかさ（ほし -）: 「そだよー　偉い人だよ～」
ラジオ番組プロデューサー。いつもニコニコしている。
弟子にしてくれる作家を探していた環に喋り屋の才能を見出し、たまたまゲストが来られなくなったラジオ番組に強引に出演させた。その後、環を気に入ってラジオパーソナリティとしてスカウトする。
その場のノリと勢いで無茶なことをスタッフらによくやらせている。スタッフも呆れているが、大体は結果的にいい方向に進んでいるため、人と状況を見る目はあるものと思われる。
高村（たかむら）: 「大丈夫なんだ・・・・」
ディレクター。26歳。くしゃくしゃの髪型をしており、メガネをかけている。視力はかなり悪いらしい。
作中では口数が少ないが、比較的冷静な性格で暴走しがちな環のトークにたじろぐ一面もある。
浦田（うらた）: 「面白かったです？」
朋絵のマネージャー。一見すると真面目で堅そうな雰囲気の女性だが、実際にはかなりノリの良い人。
環とも意気投合しており「うらたん」「たまさん」と呼び合う仲で、休日には朋絵を差し置いて二人で遊びに行くこともある。
朋絵の保護者的な立場でもあり、朋絵の緊張をほぐしてくれている環に感謝している。
伊野康子（いのやすこ）: 「うちの子の声だわ！？」
環の母。環が大学を辞めたことで自分の娘の育成方針に自信を無くす。
環がラジオの仕事を始めたことを聞いて自力で番組を探し出し、手紙を送りつけて娘を公開処刑した。
宝井ミト（たからい -）: 「コヤツか…敵は…！！」
朋絵と同じ事務所の先輩声優。現在特に勢いのある人気声優として知られている。自称・永遠の21歳。自身もラジオパーソナリティをやっており、冠番組は「宝井ミトのトレジャーハウス」。
朋絵のことが大好きで、朋絵が環にイジられまくってることを聞いて朋絵を連れ出そうと「ごきラジ」にゲストとして乗り込むが、環から終始舐めた態度をとられ、失敗に終わる。
環とはとにかく遠慮ない言い合いではっちゃけるため、結果的に双方のファンを盛り上げている。