XXI型とは、ドイツ軍Uボートの型番の一つである。その先進性は後の潜水艦に大きな影響を与えるほどであった。
その特徴や性能から「電気Uボート」や「奇跡のUボート」などと呼ばれる。
大戦末期、連合軍の潜水艦狩りに悩まされて開発したのがこのXXI型である。方向性としては、それまでどちらかといえば水上航行をメインにおいていた艦形や装備を見直し、さらに潜行時間の長期化を図るというもの。そのため艦形はは流線型に、また当時としては潜水艦の装備として一般的だった大砲を撤去、対空機関砲も水の抵抗を減らすカバーつきとなっている。潜行時間に関しては蓄電池をこれでもかと積みまくって長期化を行った。
またブロック工法を導入し建造の効率化を図っていた。
しかし、初期不良や乗員の練度不足さらに燃料不足もあいまってそもそも出撃できた艦が少なく、ろくな戦果を残せなかった。
しかしその設計思想や性能は戦後各国に大いに参考にされ、あちこちに影響を与えた。
また西ドイツでは自沈した唯一のXXI型をサルベージ、改修の後運用に当たっている。ついで敵国だったソ連も鹵獲したXXI型を自国の水中高速潜水艦が揃う1950年代まで一定数を使用している。ここからも本艦の優秀さが見て取れるだろう。
まさしく ナチスの科学は世界一チイイイイ!!
SH的に言えば公式がチート。
掲示板
32 ななしのよっしん
2020/10/03(土) 12:20:33 ID: rxsbbEepW3
ガトー型に劣るなら戦後潜水艦はXXI型を模範にしてないんだよなぁ……
33 ななしのよっしん
2022/10/21(金) 06:01:50 ID: L05dX91k0O
ガトー級は大戦中の中でもデカ物よりだし人数多いのを太平洋で使うための充実性だしXXI型も冷蔵庫ぐらいはあるからな…
兵器のエアコンは人間のためにつける装備じゃないし
34 ななしのよっしん
2023/11/10(金) 16:56:52 ID: yre4CX2bGf
革新的な設計と奇跡のようなカタログスペックからのクソみたいな品質管理
ブロック工法で量産性を上げたはずが艦船製造には不慣れな業者の杜撰な仕事のせいで結局パーツの擦り合わせに時間を浪費してしまいロクに量産できないという悲しき末期枢軸あるある
せっかく完成に漕ぎつけた艦もシュノーケルや複雑な油圧システムに問題を抱えていたうえに品質問題ゆえに構造が脆弱で最大潜航深度が当初の予定より遥かに期待外れなものになり、爆雷を食らえばすぐにバラバラになりかねない欠陥品になってしまった
まぁおかげで実戦投入による犠牲者を出さずにその偉大な革新性が評価されて現代潜水艦設計の礎になれたわけだから結果的には良かったのかもしれない
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最終更新:2024/04/25(木) 14:00
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