ワルキューレ(Fate)とは、TYPE-MOONのスマートフォン用RPG「Fate/Grand Order」に登場するサーヴァントである。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
概要
CV:田中美海(オルトリンデ)・小松未可子(ヒルド)・雨宮天(スルーズ)/イラスト:武内崇
ランサー(槍兵)クラスのサーヴァント。純白の鎧に光の槍と翼を携えた三人の戦乙女であり、霊基再臨の際に代替召喚という形で一人づつ召喚される。
シナリオでは第2部2章「無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング」にて登場する。
同章では3000年前に発生したラグナロクを生き延びたワルキューレとして登場し、同じく生き延びた女神スカサハ=スカディに仕えている。作中において多数存在するワルキューレ達の中で彼女達三人が召喚されたのは、ここでの出会いが縁となったが故である。
真名・人物像
真名は北欧神話において大神オーディンに生み出され、いずれ訪れる最終戦争ラグナロクに備えて神の兵士エインヘリヤルとなる勇士をヴァルハラへと導く遣いたる「ワルキューレ」である。
サーヴァントとしての名義もこれであるが、それとは別に個体名が各自に存在する。
それぞれ、短い黒髪の個体がオルトリンデ、外側に大きくハネたピンク髪の個体がヒルド、腰まで届く金髪の個体がスルーズとなっている。
全員本質的には同じ存在であると彼女達は語りそれぞれが別個体であるという扱いを拒むが、オルトリンデはおとなしく控えめで優しい口調、ヒルドは明るく元気でフランクな口調、スルーズは冷静沈着で堂々とした口調といった性格傾向の違いがある。
好き嫌いといったものは任務に必要がなく、勇士の魂とブリュンヒルデをはじめとする先達のワルキューレ達を重要視するのみだと口をそろえて言うが、ブリュンヒルデが恋に目覚め人間へと堕ちるきっかけとなったシグルドについては憎悪の感情を示す。
サーヴァントとしての能力
筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
B | B | B | A+ | E | B |
保有スキル | 原初のルーン | 自身のQuickカード性能をアップ(3ターン) &宝具威力をアップ(3ターン) |
CT8~6 |
白鳥礼装 A | 自身に回避状態を付与(1回・3ターン) &弱体無効状態を付与(1回・3ターン) &被ダメージカット状態を付与(3回・3ターン) |
CT8~6 | |
運命の機織り B | 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン) &毎ターンHP回復状態を付与(3ターン) &毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン) |
CT9~7 | |
クラススキル |
対魔力 B | 自身の弱体耐性をアップ | |
神性 A | 自身に与ダメージプラス状態を付与 |
ステータスは極端なHP偏重型で、同レアリティのランサーの中では最も高いHPと最も低いATKを持つ。
コマンドカードはQ2枚、A1枚、B2枚とランサーとしては典型的な配分になっている。
白鳥礼装と運命の機織りの効果もあって長く戦線にとどまりながらスターの安定供給が可能な反面、素の攻撃力にはほとんど期待できない。スキルによる供給以外にも原初のルーンによって強化された宝具によって大量にスターを稼ぐ事が出来るため、クリティカルアタッカーの補助役が適任か。
宝具
終末幻想・少女降臨(ラグナロク・リーヴスラシル)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~40 最大捕捉:100人
カード属性:Quick
自身に必中状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な攻撃&
〔魔性〕特性の相手に対して確率で即死〈オーバーチャージで確率アップ〉
敵全体に必中状態で放たれる多段hit宝具。Quick属性なので、自身のATKの低さもあり火力は期待できないが大量のスターを生み出す事が出来る。おまけ程度に即死効果もついているものの成功率は高くないうえに魔性特性持ちにしか効かない為有効に働く事は少ないが、ダメージが入った後に即死判定を行う為スターやNPの回収に影響する事は無いので判定に成功しても計算が狂わない。
余談だが宝具演出で登場する他のワルキューレ達のデザインはイラストを担当した武内崇氏がキャラクターデザインを行ったプラネットワルキューレ(外部リンク)の登場人物から数人をアレンジし流用している。
偽・大神宣言(グングニル)
彼女達が持つ光の槍。オーディンの持つオリジナルの「大神宣言(グングニル)」の量産版であり、真名開放したうえで投げる事で必中の効果を発動する。
関連動画
関連静画
関連項目
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