でっかい街、ちっさい僕とは、2010年9月17日に投稿された、たまぁ~ずP制作の初音ミクオリジナル曲である。
概要
これはきっと単なる歌で、それでもきっと大切な歌で。
それはきっと誰にも届かなくて、それでもどこかに存在している。
たまぁ~ずPがそんな想いをこめて作った作品(曲)、今までのたまぁ~ずPの曲と同様、ピアノを中心とした(ピアノ以外も使用している)オリジナル曲で、VOCALOIDオリジナル曲で11作品目(以前に記載した13は誤記)、VOCALOID曲として14作品目(以前の15も誤記)にあたる。本人のコメントでは「久しぶりの自分らしいサウンドのような気がします。」や「個人的にお気に入りなので、できれば是非聴いていただきたいです。大した歌じゃないかもしれないですが、それでも大切な歌です。」と語っており、他の人から見てもとても素晴らしい作品といえる。なお、動画の絵はひなのすけ氏、動画は御厨わた氏が担当している。
※作品数に、関しては、現在ニコニコに上げられている作品数であって、CDや削除・非公開にした作品、ボカロ曲のピアノカバー等は含んでいない
歌詞での途中で”「わかった」”、”「わかった」と、”、及び”わかったの、”に関しては本人が公開した歌詞と少々違い、この記事に関しては動画に合わせた歌詞としている。本来の歌詞と違うことを記事内では表記しているが、もし本来の歌詞を見たい場合は本人のブログ、及びwikiで参照してほしい。
歌詞
作詞:たまぁ~ずP
作曲:たまぁ~ずP
編曲:たまぁ~ずP
唄:初音ミク
道を歩く人が僕を笑ってた
すれ違う街の声がふっと気になった
「そんなに何かしたっけな?」ずっと考えて
自分に関係ないやと当たり前に気がつく
でっかい街のどこかで回ってるけど
どれだけの目が捉えたら僕が見えるだろう
道を歩く人が僕を避けていく
あんまり急いでいるから思わず身を引く
「何がそんな忙しい?」とずっと考えて
自分も案外そうかと妙にうなずく
人と話すきっかけも見出せないでいた
果たして声は繰り返しまたやり直そうとしてる
でっかい街のどこかで続いてるけれど
何でないようなことだけがひたすら何故かと脚色されていく
そんな声で人に話そうとしたんだ
…話そうとしたんだ。
でっかい街の日は暮れて夜が始まって――
大体全てはあるような必要ないことだけど
それでもいいと望むように言いたいだけの話を
一体何から何まで分かっていないような声をして
憤るように放った
「わかった」(この歌詞については本人の公開した歌詞には乗っていない)
「わかった。」と。
わかったの、
「わかった」(この歌詞も上記と同様)
挫けそうな澄まし顔
等身大の言葉で語り出せたなら
何でもないような僕だけどそれでも何か変わりますか
「なぁ、ありふれた事だと、もう認めているのでしょう?」
ここにある言葉をまた話すでしょう。
見たくなくても。
聞きたくなくても。
きっと触れるから。
2:20~のハモリについて
大体全ては~言いたいだけの話を、まで3部構成。
(転調後)一体何から~憤るように放った、まではハモリが1パート増えます。4部構成。
オクターブメロですが、実は、最初は低い方がメイン。転調後は、高い方がメインです。
この変化が面白いと思ってます。
また、最初の和音については、
大体の、”だ”は、fesasasさんの書いているとおり(ここからfesasas氏の回答)
低いD#と高いD#がオクターブで出ていてその間にGの音が入っています。
なので3声あるけどオクターブを抜かせばハモリは2声です。(ここまで)
一体の、”い”は、高い方から、ド、ソ、ミ♭、ド、です。
4部構成の方は、聴き取るのが難しいと思いますが、
そこはチャレンジ、ということで。 実際のところ、4部構成で使っている和音は、
Cm、B♭、の2つだけで、あまり複雑ではありません。
つまり、全ての和音は(ド、ミ♭、ソ)か(シ♭、レ、ファ)のどちらかの音の組み合わせです。
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