『crack』(クラック)とは、VOCALOIDのプロデューサー「keeno」(キーノ)による、2作目となる初音ミクオリジナル曲である。
概要
2010年10月22日23時54分投稿。
前作『【初音ミクDark】 glow 【オリジナル】』の大ヒットを経ての、久々の投稿となった。
絵は前作に引き続き「麺類子」が担当、今回はこの楽曲のために描き下ろしている。
動画編集は「ke-sanβ」が手がけた。
曲調は、前作と同じくロックバラード。柔らかい音色をもつバンドサウンドに、初音ミクAppend darkの深くあたたかい歌声が朗々と響き渡る。
2010年10月24日19時37分頃(コメントより推察)、VOCALOID殿堂入り。投稿からわずか43時間43分後のことであった。
FARM RECORDSより発売の『VOCAROCK collection 2 feat.初音ミク』への収録が決定している。
2013年3月7日、お台場JOYPOLIS内にて行われたPS3ソフト『初音ミク-ProjectDIVA-F』発売記念イベント、『DAIBAdeTHANKS!』に於いて初音ミクの中の人、藤田咲によるカバー歌唱が披露された。演奏はThe39sがつとめ、プレミアムなライブとなった。
2017年9月23日22:53、VOCALOID伝説入り。
歌詞
雨音響くそんな夜は
ココロの中でキミが笑う
キツク結んだ糸も解けてしまうんだね
なんて残酷な世界だ
広げた傘もたためないまま
私はきっと泣いていたんだよ
街を濡らしたひどい雨は
もうとっくに止んでしまったのに
溢れるキミを閉じ込めておくにはね
この体じゃ小さすぎて
気付けばもう 空っぽになって
小さな胸が 乾いてく
ひび割れた世界が
ただ一人きりの私を汚す
壊れてく 動けないの
どうか、この手をにぎって
息を止めて、笑ってみた
苦しくて涙が出た
嫌だよ この糸の先には
キミ以外 いちゃ嫌だ
鈍色の空に
伸ばしてみる指先
届くはずもないのに
あと少しって呟いた
次はもっと強く
結んでみる だからね
あと少しだけ
そこから動かないで
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