memory／164 feat.初音ミク動画

 

諦めた夢のなんて眩しいことだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　― memory (sm13636905)

 

概要

164の2nd Album「MEMORY」のタイトル曲にして、導入曲。

楽曲は終始目まぐるしい展開を見せる。
Aメロの変拍子やサビ後のシャウトなど、これまでの164楽曲にはなかった、新しい取り組みが盛り込まれている。
あとどうやら、本人によれば、曲の終わりの方で過去曲のリフ・フレーズをこっそり弾いているらしい。気になったら確認してみよう！

PVは＠まさたかPが手がけた。MMDと実写映像を組み合わせ、さまざまな景色が走馬灯のようによぎってゆく。
使用モデルはLat式。初音ミクのほかに、鳥越タクミ考案のオリジナルキャラクター「ひろよ」（164）が出演している。
「ひろよ」のキャラクターモデリング（3D化）は、Lat自らの手でなされており、現在他のモデルと同様に、フリーで公開されている。
このキャラクターはアルバム「memory」のジャケットにも描かれている。

以下、164のブログより転載。

大人になるっていうことは何かを覚えていくことじゃなくて、取捨選択し無くしていく事だと思うのです。
素直さを捨て、自己主張を捨て、夢を捨てます。
じゃないと「今日の戦い」に勝ち残れないのですきっと。

 制作

■作詞・作曲・演奏
　　　・・・164

■キャラクターデザイン
　　　・・・鳥越タクミ

■キャラクターモデリング
　　　・・・Lat

■ムービー
　　　・・・＠まさたかP

■歌唱
　　　・・・初音ミク

 歌詞

僕が子供の頃見えなかった
大人達の欲も我儘な嘘も全部

鏡越しに見た澱んだ目が
僕が立ってるのはこっち側だと語ってくれた

日は沈んでく
過去も今も明日も置き去りにして

教えて　途切れてくあの日の記憶よ
もう正義のヒーローも　この景色の広さも遠くなって
消えたよ　見えないよ

僕は邪な欲まみれの声を
今日もばら撒いた

ばら撒いた

撒き散らした

僕が子供の頃見えなかった
大人達の汗も優しさも愛も全部

僕が子供の頃見ていたのは
はち切れそうなくらい　夢が詰まっていた世界

溢れ出してた　こんなに小さな空も
見えないのは　今日の戦いに疲れたせいさ
明日ここから歩きだすから
もう　泣いていいよね

変わり行く僕の世界も
朝の昼の夜の繰り返しさ

せめて　消えてくあの日の記憶を
省みるだけだから　懐かしむだけだから
今だけここにいさせて

このままさよならさ　弱虫の僕よ
もう精美な言葉も　溺れ死んだ僕に遠すぎるよ
吐けないよ　言えないよ

僕が胸にしまった　この最期の声を
ここに置いてくよ

 制作者マイリスト

※　左上：164、右上：鳥越タクミ、左下：Lat、右下：＠まさたかP

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