『花曇』とは、2008年3月29日に投稿された、Dixie Flatline(ジェミニの人)制作の鏡音レンオリジナル曲である。
概要
Dixie Flatline氏2作目となったこの楽曲は、失恋と少年期の終わりテーマらしく、静かで落ち着いた、味わいのある一曲となっている。
―――動画説明文より
この楽曲の投稿から約4ヶ月後、act2バージョンが投稿された。(→【鏡音レン】花曇(はなぐもり)act2【オリジナル】)
ちなみに花曇(はなぐもり)とは、鼻詰まりのことではなく桜が咲く頃の曇り空のことを指している。
歌詞
しまってた古い鞄から
舞い落ちた桜の花びらが
懐かしいあの日の午後に
置いて来た心呼び覚ます
薄れ行く記憶の中、優しい顔で
君はただ笑って いたよ
こうして 僕らは大人になっていく
数えきれない別れを繰り返して
ひとつ覚えて ひとつ無くして
譲れぬものはこの胸に秘めて
そうして 月日は巡り巡っていく
華やいだ季節も全て飲み込んで
人は移ろい 花は散っても
見上げた空の色は あの日のまま
二人のあどけない恋は
想う程お互いを傷つけて
溢れ出す幼い心を
ぶつける事しか出来なくて
こうして 僕らは大人になっていく
数えきれない切なさ噛みしめて
涙は風に 心は前に
震える足元を踏みしめて
こうして 僕らは大人になっていく
数えきれない別れを繰り返して
ひとつ覚えて ひとつ無くして
譲れぬものはこの胸に秘めて
そうして 月日は巡り巡っていく
時にとまどう僕らを笑うように
雨が上がれば また花は咲く
見上げた空の色は あの日のまま
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