失くす痛みと、痛みを忘れるための苦悩。
変わらず平等に過ぎる時間。
終端にぶつかった少年は全てを抱えたまま積み重ねるしかないのです。
概要
前半の妖艶さをも感じられる歌声、そしてラストの爆発するような展開と、わずか3分半とは思えない濃密な作りが耳から離れない。
また、164としては初めて、男性の視点で書かれた歌詞である。
制作
■歌唱
・・・初音ミク
歌詞
白い世界で ふと足を止めた
君の中 一片の灯りは小さくて
冷たくて 儚くて
僕の手を触れた
意味も知らずに 交わした言葉は
ゆらゆらと僕の目を 濁しては消える
残酷で 優しくて
透明な言葉
今 僕だけが
見る夢なら覚めて
まだその傷が
癒えずにいるのなら
白い世界で 僕は振り返った
居るはずの君の足音は聴こえず
寂しくて 寂しくて
君の名を呼んだ
今の僕にだけ
見える夢の果てに
君のいた場所が
僕を受け入れるように
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