だが奴は...弾けたとは、いつもの遊戯王である。
鬼柳一人なら、「まさかニコニコを相手にする事はない」・・・と、
そう思って書いた概要だった。
「遊戯王5D's」54話にて登場した台詞。
同作の主人公・不動遊星が、自分に敵対するかつての仲間・鬼柳京介に対して呟いた台詞である。
『チーム・サティスファクション』(以下、「満足同盟」と表記)の一員として鬼柳と行動を共にしていた頃の事。チーム結成当初からの目標であった、「サテライト統一」を連日の戦いの果てに成し遂げた彼は、目標達成の反動により生きる目標を見失った「燃え尽き症候群」同然の状態となり、その影響で残党狩りに走るも行動が次第に過激化していくようになる。
さらには「セキュリティを潰すので、自分と一緒に戦ってほしい」という意志を表明、遊星は単身暴走を始める鬼柳と口論に。その結果、遊星は脱退宣言をする事で彼を静めようとする。しかし、彼の予想に反して鬼柳は自分の意志を曲げず、セキュリティへの爆破テロという過激な行動まで開始、セキュリティへ1人で戦いを挑むのであった。
当時の回想をしながら遊星がつぶやいたのが、この台詞。
この後、奮闘も空しく鬼柳はセキュリティに捕えられ満足同盟は空中分解同然に解散、さらには不幸な誤解から鬼柳は「自分をセキュリティに売ったんだ」と遊星達に対して底知れない恨みを抱き続け、やがてその復讐劇はダークシグナーへ堕ちた事で実現の機会を得る事になるのだった・・・
上記の顛末から転じて、事前情報やそれまでのキャラクター(イメージ)を完全に破壊するような行動・言動を行ったキャラを指して「弾けた」と度々言われるようになる。「だが奴は・・・弾けた」という場合はアニメと同様、過去形で語る場合に用いる。(現在進行形で用いる事はまず無いと思われるが、念のため。)
決して「赤い実はじけた」などという甘酸っぱく可愛らしいものではないのでご注意。
鬼柳に限らず、それまでのイメージを覆すような突飛な行動に出ては視聴者達の肝を潰したというキャラは遊戯王シリーズでは中々に多い。以下に、一例を紹介。
だが奴らは・・・弾けた
- 脱退宣言で宥めようとしたけど、一人でセキュリティを破壊する無謀行為に出た。
- 物腰柔らかな長官だと思ったら、デュエルマッスルと俺ルールを行う超官になった。
- クールなキャラと紹介されていたのに実際はキレやすく、謎のポーズでバイクと合体して、物理的に腹筋崩壊した。
- メンバーの中で一番の常識人だと思ったら、突如走り出してバイクと合体、すさまじいハイテンションになった。
- いまいち扱いが空気だと思ったら、鬱憤が溜まり過ぎたのか漫画版では超毒舌ロリになった。
- 主人公恒例の闇落ちと無縁だと思ったら、漫画版で一瞬闇落ちと顔芸を披露した。
- 正統派ライバルだと思ったら、過去作品のオマージュまみれだった。
- 見た目が銀河美少年だと思ったら、ファンサービス精神溢れるリュウセイさんだった。
- 2つの顔を持つ新たな友だと思ったら、裏切りの顔芸ドゲスだった。
- サイボーグ的な強敵キャラクターだと思ったら、自分で自分を縛りつけて悦ぶ緊縛おじさんだった・・・と思ったらけなげな美しい少女を甚振り尽くして悦ぶヒャッハー系ド変態だった。
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